売れっ子モデルのアンバー・ル・ボン、ファッションのお手本は往年のハリウッド女優たちだった。

デュラン・デュランのリードシンガーだったサイモン・ル・ボンとスーパーモデルのヤスミン・ル・ボンの長女でファッションモデルとして活躍中のアンバー・ル・ボンが、オードリー・ヘップバーンやリタ・ヘイワースなど映画史に名を残す往年のハリウッド女優をファッションのお手本にしていることを明かした。

アンバーはこれまでにモスキーノやディーゼル、マイケル・コースなどさまざまな人気ブランドのファッションショーに出演。ランウェイで披露される最新ルックをオシャレのヒントにする女性も少なくないが、昔の名作映画が好きなアンバーはハリウッド黄金期に活躍した女優たちのフェミニンな装いを参考にしているという。

「私はモノクロの古い映画をしょっちゅう観ていて、リタ・ヘイワースやオードリー、それからキャサリン・ヘップバーンのファッションからヒントをもらっているの。彼女たちは美しいし、どんな装いが女性の体型をキレイに見せてくれるかちゃんとわかっているのよね」と、英国『Hello!』誌のインタビューで話している。

「若くてセクシーだった頃のソフィア・ローレンも大好き。私はウエストを絞った、昔ながらのドレスを着た彼女に夢中なの。でもいまは、誰もああいう服を着ないわよね。私は生まれる時代を間違えたんだと思うわ」。

ル・ボン家は、両親も3人の娘たちもファッションが好きだという。家族で服の貸し借りをすることも多いが、借りた服を返さないという理由でケンカになることもあるらしい。

「うちの家族は、ファッションの好みがひとりひとり違うのよね。忘れていただけなのに、借りた服を返してないとか言われてケンカになることもあるわ。そんなトラブルもあるけれど、ほかの4人から服を借りられるなんてラッキーよね。家族のなかで一番衣装持ちなのは父だけれど、そのことについて話すのはやめておくわ」と、笑いながら語っている。