クリストフ ルメール、2015年春夏コレクションは"控えめなエレガンス"を表現。

Fashion 2014.09.29

仏国デザイナーのクリストフ・ルメールは、自身のブランド「クリストフ ルメール」に専念するために、兼務していたエルメスのウィメンズのアーティスティックデザイナーを今季で降板する。そのクリストフ ルメールの2015年春夏コレクションショーが、パリ・ファッション・ウィーク2日目に開催された。

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現在のトレンドに逆行するかのように、白・グレー・ブルーを基調とした落ち着いた色展開のコレクションは、派手な主張よりもエレガンスと機能性を重視する、いかにもルメールらしいもの。

服のシルエットも、身体の線をタイトに攻めるものではなく、暖かな季節にふさわしいルースで風通しがよさそうなものが多かった。たとえば、長袖の濃紺デニムのミディドレスは、ウエストだけを少し詰めた女性らしいシルエットを演出。スーツも多く見られ、それらのカラー構成は単色。ジャケット、シャツ、パンツやスカートを同色で統一した、黒・ネイビー・白などの組み合わせも提案されていた。

控えめな色づかいが多かったが全身赤のルックもあり、これはふくらはぎまで伸びた真紅のコートをウエストでベルトを締めて、同色のショルダーバッグでまとめていた。全体として暗色系で重ね着の多いコレクションは、秋冬も着回せられるようにも思えたが、青い貝殻模様のホワイトドレスなど、しっかりと春夏シーズンらしさを感じさせるものだった。

©Cover Media/amanaimages

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