ヘイリー・スタインフェルド、プラダとミュウミュウは「自分の家族のよう」!
Fashion 2016.04.29
女優、歌手として活動するヘイリー・スタインフェルドは、自身のファッションの世界への扉を大きく開いてくれたブランド、プラダとミュウミュウを率いるチームに対し、大いに感謝と尊敬の念を抱いているという。
わずか14歳の時にミュウミュウの広告キャンペーンに抜擢されたヘイリーは、プラダのCEO(最高経営責任者)でミュウミュウの創始者でもあるミウッチャ・プラダをはじめとして、その後も同社と親しい関係にある。
「パリで行われた彼女たちのファッションショーに招待されたところから始まったの」と、ファッション業界専門紙『WWD』に対して彼女は振り返った。
「わずか5分ほどしか長さのないショーに、どれだけの努力が注ぎこまれているのかを見ることができて、ファッションやデザイナー、モデル、その他ブランドを支えるすべての方々に対する敬意が俄然高くなったことを思い出すわ」と、ヘイリー。
「プラダとミュウミュウのチームのことは、自分の家族のように思っている。私を本当のファッションの世界に誘ってくれて、とてもそのことに感謝しているの」
ハイファッションに対するヘイリーの愛は高いものの、昨年リリースした自身の初EPアルバム『Haiz』を引っ提げたツアーへの参戦では、必ずしもそれにこだわってはいられないと覚悟しているという。
「レッドカーペットでは見た目が良くても、ツアーのステージではどう工夫しても使いようのない服がある。なるべく快適なものを着たいと思うの。1日の舞台が終わった後には、きっとそれが一番大事だと痛感することになるけれど、とても高いヒールを履いているとそのことを忘れがちになるからね」
『Haiz』に対するファンの好意的な反応には、とても感激しているというヘイリー。
「何もかもがすべてポシティブな方向に行ってくれたわ。映画に出演したことでファンになってくれた人たちの大半が、私が音楽分野にも活動を広げたことを支持してくれている。音楽は、常に私の情熱の対象であったし、録音の形で世界に向けて発信したいとずっと思ってきた。でも、このような形で順調にいくとは想像していなかった。スムーズに音楽の道にも進出できたことが、シュールな感じさえするわ」
ヘイリーは、今夏にはメーガン・トレイナーに帯同して北米をツアーする予定だ。
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