キーラ・ナイトレイ、娘のためにもジュエリー収集を再開。
Fashion 2016.09.16
人気女優のキーラ・ナイトレイは、シャネルの最新ジュエリーコレクションの顔を務めているが、プライベートでジュエリーをつけて現れることはこれまであまりない。その理由を、キーラは『People』誌に明かしている。
「22歳の時に自宅が強盗にあって、持っていたジュエリー全てを持って行かれたの」とキーラはニューヨークの デパート、バーグドルフ・グッドマンでのシャネルブティックオープンの際に語っている。
「21歳の誕生日に貰ったジュエリーが全部盗まれてしまって……最悪だった。盗まれたものを、改めて買い直す気にはなれなかったから、私は持っているジュエリーが少ないの。悲しいことにね」
そう言いながらも、シャネルのジュエリーの顔になったことをきっかけに、再びジュエリーをコレクションするつもりだという。娘イーディーちゃんに、いずれ自分のジュエリーを受け継ぎたいという考えがいまのキーラにはあるからだ。シャネルの新作指輪を指しながら、「こういうのを、これからたくさん買うかも!」と微笑むキーラのコレクションは、シャネルが多数を占めることは間違いなさそうだ。
シャネルとキーラとの関係はこれまでも深いものがあり、同ブランドの香水「ココ マドモアゼル」やリップスティック「ルージュ ココ」の顔を、キーラはもう10年近く務めている。キーラが持っている数少ないジュエリーの中で、特に大事にしているトリンケットの指輪は、シャネルのミューズになって2年目にシャネルからプレゼントされたものだという。
「カメリア コレクションの小振りな黒の指輪で、とても素敵なの」
クリステン・スチュワート、ウィロー・スミス 、リリー=ローズ・デップなどと並び、いまやシャネルの代表格になっているキーラ。シャネルのクリエイティブディレクターであるカール・ラガーフェルドを語るキーラの言葉には、カールに対する敬愛の想いが強く込められている。カールと初めて会った際、キーラの顔が吹き出物だらけで時差ボケ状態だったにも関わらず、カールは温かく迎えてくれたという。その人柄にも魅了されたようだ。
「いつも隙なく、パーフェクトに振るまう人に対してはもちろん、私のようにそれがどうしても無理な人間にも、分け隔てなく敬意を払ってくれる。彼はそういう人よ」
ふたりの信頼関係は揺るぎなく、2013年にキーラがミュージシャンのジェイムズ・ライトンと結婚したとき、チュール地のウエディングドレスをデザインしたのも、もちろんカールだった。
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