話題のiPhone XにApple Watch、ワクワクする未来を体験。
Fashion 2017.09.14
9月12日発表されて、早くも各方面で話題となっている、iPhone X(テン)やApple Watch。
アップル スペシャル イベントで発表された最新の製品、その注目すべきポイントを、フィガロ編集者が現地からレポート!
まずはApple Watchから!
Apple Watch Series 3
アップル ウォッチの最大の魅力は、携帯電話を持たなくても通話ができる、セルラー機能。これまでは、iPhoneがないと、アップル ウォッチの楽しさが半減だったのです。
でも、携帯電話のネットワークさえあれば、アップル ウォッチだけで通話もメッセージも音楽も聞けます!
アップル ウォッチを顔に近づけなくても、雑音が入らず、クリアな音声で会話が楽しめる。音楽は、400万曲を入れることが可能に。
さらに、心拍数や脈拍を計測して詳しい身体のデータをアップしてくれるという、健康を管理する機能もアップグレードした。


シリーズ3の登場で、ストラップのラインナップもより豊富に。ウーブンナイロン素材のマジックテープで留めるタイプは、スポーツをする方に特におすすめ。伸縮性があり、しっかり手首にフィット。
エルメスコラボでは、カレのようなデザインのストラップが仲間入り。
エルメスとのコラボレーションも引き続き。
クラシカルなデザインで人気のエルメスの「キャリック」にインスパイアされた文字盤が、新たに加わった。
ハイテクノロジーによるスマートな使い心地と、佇まいの美しさを兼ね備えたアップル ウォッチ エルメスは、究極のエレガンスを実現している。
ナイキとのコラボレーションは、セルラー機能によりさらに上の次元へ。好きな曲を聞きながらランニングをしたり、遠く離れているコーチの声を聞くことも、これからはウォッチひとつあれば可能になる。
iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 PLUS
日常生活の中で、写真を撮ることの楽しさに目覚めさせてくれたiPhoneは、新たな2種が仲間入り。
iPhone 8とiPhone X(テン)の登場だ。注目はiPhone X(テン)。
会場でも1番の盛り上がりをみせた未来型のスマートフォンは、フルスクリーンを実現。ホームボタンを無くし、下から上へ、1度スワイプすれば、どの画面を開いていても、ホーム画面に戻れる。
さらに、指紋認証は、フェイスIDへと進化。
360度で顔がスキャンされ、何万もの点により個人を識別する。指紋認証を超える正確さに。
フェイスIDならば、ロック解除に1秒もかからない。両手が塞がっていても視線をiPhone X(テン)に向けるだけ。誰もがストレスなく使用できる、ユニバーサルなデザインだ。
さらに絵文字の楽しみ方が広がる。顔認証することにより、ユーザーの表情に合わせて絵文字に使われる動物やロボットの表情がくるくると動くのです!
リアルでコミカルなこの動物などはAnimoji(アニモジ)と名付けられ、自分の表情を反映したアニモジでメッセージの送信も可能。
怒ったり、笑ったり、ちょっと悲しい表情をしたり、まるで、その人そのものだ。
カメラの美しさは、より驚くべきものに!
画面の中に手を入れてしまいたくなるほど、映し出される布地のテクスチャーや、髪や肌の質感がリアルに表現される。
iPhone 8 プラスとiPhone X(テン)に搭載されたポートレートモードにはライティング機能がプラスされた。どこで撮影しても、このモードと機能があれば、あらゆる陰影を作り出し、ドラマティックな表情に仕上げてくれる。
まるで一眼レフのように撮れるポートレートモードにライトが付いたなんて、自撮りにも、とても便利!


カメラを起動して、ポートレートモードに、下に表示されるライティングを左右に動かせば、例えばモノクロームの写真などへと自在にアレンジできる。
さらに特筆すべきは、iPhone 8、iPhone 8プラス、iPhone X(テン)、アップルウォッチすべての、ワイヤレス充電が可能に。充電機に載せるだけの1ステップだ。すでに提携先のカフェなどでもワイヤレス充電器の設置が決まっている。
白くて平たい台が充電器の役目を果たしている。
Apple TV 4K HDR
自宅にいながら、臨場感ある映像を楽しめるアップルTV4K。HDRにより、リアルな映像は、鮮やかさが増す。
想像すらできなかった未来を、こんなにも魅力的な製品で案内してくれたアップル。サンノゼの社屋だけでなく、今後は世界に広がるストアの改革にも力を入れていくそうで、そちらも楽しみ。
最後にアップル本社の新社屋「アップル パーク」にまつわるエピソードをひとつ。
緑豊かなスタンフォード大学。中央にそびえ立つのはフーバータワー。
スティーブ・ジョブズが通ったスタンフォード大学は、広大な敷地に美しい建築物と、この土地ならではな植物が植えられ、大学自体がひとつの街となっている。散歩に適した道がいくつもあり、スティーブ・ジョブズは、この土地から多くの素晴らしいアイデアを世の中に届けてきた。
今回披露されたアップル パークは、この学園都市を構想源としている。最高の製品を創造するために、最高の環境で働くことができるよう、建設が進められた。これは、社屋だけでなく、ストアも同様。その第1段階として、N.Y.やパリのストアは、コミュニケーションの場として、またアートを共有する場として、2018年から生まれ変わっていく予定だ。
発表されたアイテムは、iPhone X(テン)を除き、9/15より予約がスタートする。いずれも入手困難な人気アイテムになることは間違いないが、ぜひストアで、アップルが実現した未来を体験してほしい。
毎年恒例となったアップルの9月の新商品発表会は、モードの世界ではコレクションの時期に重なる。
モードの世界におけるエレガンスは、職人の伝統と技、そしてデザイナーのイマジネーションにより生み出される。
iPhoneが産声をあげて10年。多くのひとを魅了するその製品は、あらゆる感動的なものづくりと同様に、エンジニアたちによる革新的なイマジネーションと、それを実現する頭脳によりかなえられてきた。
9月に行われるテック系の祭典とも言える、スペシャルイベントで、来年はどのようなエレガントな未来を見せてくれるか、早くも期待せずにはいられない。
iPhone 8(アイフォン8) ¥85,104〜(シルバー、ゴールド、スペースグレイ全3色)
iPhone 8PLUS(アイフォン 8プラス)¥96,984〜(シルバー、ゴールド、スペースグレイ全3色)
Apple TV(アップルTV)¥21,384〜
以上すべて2017/9/22発売、9/15予約受付開始
iPhone X(アイフォン テン)¥121,824〜(シルバー、スペースグレイ全2色)
2017/11/3発売、10/27(日本時間16:01~)予約受付開始
アップル https://www.apple.com/jp/