小菅くみが縫う、絵画のように美しい刺繍。
Fashion 2018.05.30
6月2日(土)から17日(日)まで、下北沢のQUIET NOISE art and breakにて刺繍作家の小菅くみさんが個展「NEO.手仕事」を開催する。
鉛筆でイラストを描くように繊細で、手仕事ならではの温かみのある線と人間味あふれる表情に、クリエイター界隈ではすでに注目の的。肖像画の刺繍は、ときに髪の毛を垂らしてみたり、洋服にファーやレースなどの異素材を縫い合わせてみたり。くすっと笑ってしまうほどに精巧に縫われた芸術作品は、まさに絵画のように額縁に入れて飾っておきたいほどの美しさ。
日頃は、刺繍ブランド「EHEHE」の制作活動に励む小菅さんが、この度個展を開催。場所は、アートギャラリーでありコーヒースタンドの「QUIET NOISE art and break」。過去には、いま注目の若手写真家、石田真澄や草野庸子の写真展が開催され、あらゆる新進気鋭のクリエイターの作品発表の場として認知されている。
当日は、この日のために作られた1点もののブルゾンジャケットやその他新作も展示予定。イベントでの出店などではすぐに完売してしまう小菅さんの作品。絵画のようにずっと愛でていたくなる逸品を、ぜひ実際に目で確かめに行ってほしい。
縫いたいと思う
映画を観た後、友人と話している時、
料理をしている時。猫を眺めている時。晴れている時は外で。
雨の日は喫茶店で。大胆、自由、ユーモラス。
誰かがクスッと笑って、1日が少しでも楽しくなるように。
小菅くみ

Kumi Kosuge
1982年生まれ。刺繍作家。日本大学芸術学部写真学科卒。刺繍ブランド「EHEHE」の刺繍を中心とした作品を製作。ほぼ日刊イトイ新聞では「感じるジャム」「おらがジャムりんご」のレシピ開発を手掛ける。2017年3月に初の個展「吾輩のねこである」を京都で開催。
日時:6月2日(土)~6月17日(日)
場所:QUIET NOISE art and break
東京都世田谷区代沢2-45-2 1F
営)11時~20時(土、日、祝日)※平日はアポイント制。
●問い合わせ先:
tel:03-5738-8440(担当 井上)
info@quietnoise.jp
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