東京パリジェンヌ#05 【東京パリジェンヌ】趣里×レース
Fashion 2019.10.19
フィガロが考えるパリシックのコードを最新モードでひもとく巻頭連載。第5回は、華奢な体躯に底知れぬ表現力を内包する趣里と、フェミニニティを象徴するマテリアルであるレースとの、センシュアルな共演。本誌の未掲載カットとともに、パリシックにまつわるキーワードについてのミニインタビューをお届け!
ブラウス¥259,600、ノースリーブドレス¥438,900(ともに予定価格)/ともにミュウミュウ(ミュウミュウ クライアントサービス)
KEYWORD1:パリ
15歳から17歳までイギリスにバレエ留学をしていて、パリへも近いから行ってみたいと思っていたんですが、結局実現しないまま帰国してしまいました。私にとってのパリはオペラ座があるところ、芸術の都ですね。
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ドレス¥660,000、ベルト(参考商品)/ともにエトロ(エトロ ジャパン) インナー/スタイリスト私物
KEYWORD2:フランス人的性格
先日、フランス人アーティストのジュリアン・レヴィが監督を手がけたショートムービーに出演しました。その時ジュリアンからすごくフランス人ぽいねと言われて。「絶対パリに行った方がいいよ!」と(笑)。自分ではあまりよくわからないけれど、芯の強いところが似ているらしいです。
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ブラウス¥234,300、スカート¥484,000、コート¥300,300、シューズ¥111,100/以上ロエベ(ロエベ ジャパン カスタマーサービス)
KEYWORD3:パリジェンヌスタイル
パリジェンヌって、華やかでおおらかな部分と繊細で危うい部分を併せ持っているような気がします。おしゃれも、たとえばデニムパンツにキャミソール1枚だけとか、かまっていないように見えて実は色使いにヒネリが利いていたり、どこかにこだわりがあったり。そういうところにパリっぽさを感じます。
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ドレス¥847,000/メゾン マルジェラ(メゾン マルジェラ トウキョウ) チュールグローブ/スタイリスト私物
KEYWORD4:レース
バレエに明け暮れていた時代に、衣装としてレースやチュールのような素材はさんざん着てきました。その反動なのか、いまはあまり着ないですね。でも今日メゾン マルジェラのドレスを着たら、これまで着てきたレースの服とまったく違った雰囲気で新鮮でした。パーティとかにさらっと着て行ったらかっこよさそう。
1990年生まれ。東京都出身。2011年、「3年B組金八先生ファイナル」で女優デビュー。以来、舞台や映画、テレビドラマなど幅広く活躍。18年、主演映画『生きてるだけで、愛。』では第42回日本アカデミー賞新人俳優賞等を受賞。現在はCX「モトカレマニア」が放映中のほか、11月30日より舞台『風博士』の上演が予定されている。
エトロ ジャパン(エトロ)
tel:03-3406-2655
ミュウミュウ クライアントサービス(ミュウミュウ)
0120-45-1993(フリーダイヤル)
メゾン マルジェラ トウキョウ(メゾン マルジェラ)
tel:03-5725-2414
ロエベ ジャパン カスタマーサービス(ロエベ)
tel:03-6215-6116
※この記事に記載している価格は、標準税率10%の税込価格です。
photos:MITSUO OKAMOTO, stylisme:TOMOKO IIJIMA , coiffure:KENSHIN (EPO HAIR STUDIO) , maquillage:TOMOHIRO MURAMATSU (SEKIKAWA OFFICE) , réalisation : MAMI AIKO