キャサリン妃のファッション、インスタグラマーが古着で完全再現!?
Fashion 2021.10.22
エレガントなブリティッシュファッションのアンバサダー、キャサリン妃が着た服は売れ行きが伸びて品切れを起こすことも度々。ネットではキャサリン妃のファッションを手頃な値段で再現してインスタ投稿を楽しむ人たちがいる。その代表格がオーストラリアのジェニファー・ジョムだ。
キャサリン妃のルックをインスタで再現するジェニファー・ジョム。(インスタグラム @kensingtonwardrobe)
「ケンジントン宮のワードローブ」。そんなアカウント名(@kensingtonwardrobe)でキャサリン妃にオマージュを捧げているのはオーストラリア人のジェニファー・ジョム。ブリスベンの歯科医で2児の母でもある37歳の女性だ。フォロワーが6,000人以上いるこのアカウントでジェニファー・ジョムはキャサリン妃のルックを再現して楽しんでいる。古着通販サイトでよく似たレプリカを探して購入するので、20ドルかからない場合もある。環境に優しく手頃におしゃれを楽しむのは、同じ服をうまく着まわしているキャサリン妃のエシカルな態度に通じるところがある。
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「母はダイアナ妃のファッションに夢中だった」
ジェニファー・ジョムのアカウントでは、小花プリントのドレスやオフの日の装い、小物に至るまでキャサリン妃のルックが再現されている。時にはシャーロット王女、ジョージ王子、ルイ王子のファッションも登場する。「キャサリン妃のスタイルは昔から大好きで、ウィリアム王子と付き合い始めた頃から気になっていました」とジェニファー・ジョムはデイリーミラー紙の取材に語り、インスタ投稿を始めるきっかけとなったのはキャサリン妃が婚約発表時に着ていたロンドンのブランド、イッサのブルーのドレスだったと打ち明けた。
いまでは30点以上ものキャサリン妃ルックアイテムを有している。「妃は気品がありながら、親しみやすくもあり、ティアラをつけているかと思えば、次の瞬間にはジーンズとスニーカー姿だったりします」とジェニファー・ジョムはその魅力を語る。自分の母親がダイアナ妃ファッションに夢中なのを見て育った子供時代から、王室ファッション好きになる要素は十分だった。キャサリン妃のルックを本格的に再現し始めたのは2010年11月からで、王室ファッションに費やした金額はいまのところ5,000ドルとのことだ。
* この記事は2020年12月16日に公開されたものを更新しました。
text:Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr)