3人のスタイリストたち、私のおしゃれのルール。 スタイリスト丸山佑香、おしゃれのルール。
Fashion 2021.10.26
日々、たくさんの服に触れているスタイリストたち。彼女たちが自分で装う時に工夫していることや、服選びのルールについて、話を聞きました。
ウエスタンブーツは永遠。
ウエスタンブーツは私にとってエターナルなアイテム。ウエスタンブーツを土っぽくならないように履くというのが私の中でのテーマ。スキーパンツやジャージなど、あえてウエスタンっぽくないアイテムに合わせます。ウエスタンブーツそのものがパンチのあるアイテムなので、どこまでほかのものをマイナスするのかなど、その塩梅を考えながら履くのも楽しいんです。
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チェッカーフラッグをどこかにひとつ。
チェッカーフラッグが好きです。若い時は、ロックだったり、ポップすぎると感じていたのですが、大人になって似合うように。意外と受け皿が広く、どんなものにも合わせやすいので、可能性を探りながら楽しんでいます。エレガントなスタイルに、外しのような気持ちで取り入れています。
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バンダナとシルバーのジュエリー。
スウェットや古着のTシャツなど何でもないスタイルに、バンダナとシルバーのネックレスを着けるのが好きです。ラフな格好をしていても、襟元にシルバーがあるだけで気分的にも華やぎますし、ずっしりとした重みを感じることができて、いい意味での緊張感が自分の中に生まれます。
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ニットと重ねる。
ショールームで見かけてひと目惚れしたヴァレンティノのニット。ランウェイではドレッシーに着ているのですが、自分らしく着こなすならヴィンテージのスウェットかヘインズのTシャツを合わせたいと思いました。ニットに穴を開けることで、こんなにも表情が変わる。あらためてニットの可能性を感じた一枚です。
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フェミニンなカーキ。
カーキは私にとって定番の色。カーキのアイテムを選ぶ時は、本気のミリタリーではなく、フェミニンなものを手に取るようにしています。カーゴパンツなんだけどシルエットがきれいとか、ボンバージャケットだけどシルクサテンで女性っぽさが残っているとか。優しいカーキ、柔らかいカーキを選びます。
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両手に指輪をたくさん。
両手に指輪をたくさん着けることが好きです。シルバー、イエローゴールド、ホワイトゴールド、色石……、さまざまな素材を自由に組み合わせていく楽しさに夢中です。ブランドもフォルムもさまざま。あまり計算せずにミックスします。ジュエリーは、シーズンレスで、タイムレスで、トレンドもないから、長く使えるお気に入りのものを少しずつ買い集めています。マニッシュなパンツスタイルをベースに、ジュエリーを足すことで、自分らしく着ることができると思っています。
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Yuuka Maruyama
モード誌や広告、アーティストのスタイリングなど幅広く活躍。お買い物フリークとしても知られており、ラグジュアリーブランドから、Instagramで見つけた若手のブランドまで、幅広いアイテムを所有する。
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10/28(木)21:00より、フィガロジャポン公式インスタグラムにて、スタイリスト丸山佑香さんとスペシャルインスタライブを開催!「素敵なワードローブの作り方」と題し、丸山さんのクローゼットの一部を公開!! いまも10年後も着たいと思える、名品と定番アイテムをご紹介します。
ベーリーストックマン tel:03-3408-4763
サザビーリーグ tel:03-5412-1937
ヘインズブランズジャパン カスタマーセンター 0120-456-042(フリーダイヤル)
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ニューエラ www.neweracap.jp
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トロ tel:03-6447-4147
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フックド hookedvintage@gmail.com
ヴァレンティノ インフォメーションデスク tel:03-6384-3512
イザ 0120-135-015(フリーダイヤル)
コロネット tel:03-5216-6516
トッズ•ジャパン 0120-102-578(フリーダイヤル)
*「フィガロジャポン」2021年12月号より抜粋
photography: Masato Kawamura styling: Yuuka Maruyama (Makiura Office) hair: Keiko Tada (mod’s hair) makeup: Masayo Tsuda (mod’s hair)