メゾンのブティックへようこそ! ブランドらしい折衷主義を貫いた、グッチ並木はもう行った?

Fashion 2021.11.16

オンラインショッピングではなく、店に訪れることで得られる喜びがある。店内のアートに触れたり、VIPルームで寛いだり、モノを買う以上の体験ができるブティックを紹介。今回はグッチへ。

Gucci|Namiki

並木通りの街路樹に呼応して店内には緑があふれ、アイコニックなバンブーハンドルのハンドバッグから、日本文化とも関わりの深い竹のモチーフがふんだんにあしらわれている。日本にローカライズしながら、クリエイティブディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレの折衷主義的世界観が見事に溶け込んでいる。今秋には3階に完全予約制のオーダーメイドサロン「Gucci Apartment」が、次いで4階にレストラン「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ」がオープンする。拡張し続けるグッチワールドから目が離せない。

---fadeinpager---

1. Fitting Room
気分は女優、なフィッティングルーム

2109xx-store-gucci-06.jpg

1階にある個人宅の部屋のようなフィッティングルーム。グッチ デコール コレクションの家具も適材適所に置かれている。

---fadeinpager---

2. Spiral Staircase
グラフィカルな螺旋階段

2109xx-store-gucci-04.jpg

2階メンズフロアへと続く螺旋階段は、鏡張りの壁面と相まってグラフィカル。床面は竹製で、曲線を描く手すりにも、バンブーのモチーフが。

---fadeinpager---

3. Exclusive Fabric
限定ファブリックのディスプレイ

2109xx-store-gucci-02.jpg

ハンガーやアクセサリー用のボディの中には、限定ファブリックを用いたものもある。緑豊かな並木通りにマッチするイチョウモチーフは、2階メンズフロアで見つかる。

---fadeinpager---

4. Bamboo
竹が使われた内装

2109xx-store-gucci-03.jpg

グッチにとって、竹は1947年に誕生したバンブーハンドルのハンドバッグがアイコンとなっている大切な素材。壁や天井などにバンブーのモチーフが多用されている。

---fadeinpager---

5. Luxury Items
ラグジュアリーなアイテムが充実

2109xx-store-gucci-05.jpg

ハイエンドなショップと位置づけられているグッチ並木。1階の中央にはプレシャスレザーで仕立てられたハンドバッグが勢揃いしている。一点物のハイジュエリーも取り扱う。

2109xx-store-gucci-01.jpg

グッチ並木
東京都中央区銀座6-6-12
0120-99-2177(フリーダイヤル)
営)11時〜20時 不定休


*「フィガロジャポン」2021年10月号より抜粋

photography: Yuto Kudo text: Itoi Kuriyama

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

清川あさみ、ベルナルドのクラフトマンシップに触れて。
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
2024年春夏バッグ&シューズ
連載-鎌倉ウィークエンダー

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories