ケリングと考える、ファッションと生物多様性とは?

Fashion 2021.11.18

グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、ブシュロンなど、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、ウォッチ製品を扱うグローバル・ラグジュアリー・グループのケリング。2020年には131億ユーロの売上高を達成し、グループ社員の数は全世界で3万8千人を超えるケリングにとって、サステナビリティを経営戦略の課題にすることは、すでに15年以上も前から取り組んできたことであり、またグローバルな大企業としての責務でもある。その取り組みの一環として、11月26日からの3日間、表参道・ケリングビルにてサステナビリティについての展覧会『Fashion & Biodiversity:ケリングと共に考えるファッションと生物多様性』を開催。

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会場は6つのセクションに分かれ、入場者は樹木の根や枝をたどるように曲線を描きながら、色ごとに分けられた各セクションを進む。ファッションとそのルーツである自然、そしてその自然が現在直面している環境問題についての理解を促し、ケリングの生物多様性戦略や、同戦略に密接に関係する気候変動に対する施策、および循環型アプローチなど、グループや各ブランドの施策を写真や実際の素材、製品などを使って解説し、ラグジュアリーファッションにおける選択肢を提示する。簡単に解決することのできない大きなテーマではあるけれど、私たちひとりひとりがさらに環境問題に目を向けて、おしゃれを楽しむうえで何ができるかを考えるきっかけとなるはず。

『Fashion & Biodiversity:ケリングと共に考えるファッションと生物多様性』
期日:11/26(金)~28(日)
会場:ケリングビル6F
東京都渋谷区神宮前5-1-5
開)10時30分~18時(17時最終入場)
入場料無料
事前予約制
予約URL:https://keringevent1.peatix.com
www.kering.com/jp/sustainability/news-and-resources/fashion-and-biodiversity/

text: Natsuko Kadokura

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