デザイナーたちが愛用した古着を、ロンハーマンで発売。
Fashion 2022.01.18
ファッションやクリエイションを通じて、さまざまなかたちで社会貢献活動を行う「Foundation1976(ファンデーション1976)」は、ロンハーマンがカリフォルニアで誕生した1976年の創業時から、創始者のロンが言い続けてきた「Happiness is the goal(すべてはハピネスのために)」を叶えるために、2020年に始動したプラットフォーム。そのファンデーション1976は、1月29日より、新たなプロジェクト「weave the story(ウィーブザストーリー)」を展開する。
今プロジェクトでは、マリー・エレーヌ・ドゥ・タイヤック、エスゼット ブロックプリントのサラ・ゼルウェガー、ミズキのミズキ・ゴルツなど、ロンハーマンに縁のあるデザイナー13名から集めた、彼らがこれまで愛用してきた古着や小物たち。それらのモノとの想い出や想いを込めて、大切に受け継いでくれる人へ販売し、売上金額の一部を寄付する(*)。集まったのは、シャツやドレス、ニット、バッグやシューズ、雑貨など、デザイナーたちの個性が垣間見られるもの、時代を感じる細やかなディテールが施されたもの、コレクションで目にしたことのあるものなど、見ているだけでも想像力を掻き立てられる素敵なアイテムばかり。この企画に賛同したデザイナーたちから届いたさまざまなアイテムには、彼らが直筆で買った場所や時間、想い出のエピソード、そのモノに向けたメッセージなどが添えられている。
誰かに大切にされてきた、たくさんの魅力が詰まったモノたち。それらを「買う」という経験自体を、より価値のあるものにしてほしい、そして縁あって出合ったアイテムを大切に長く愛してほしい、そんな想いから実現したウィーブザストーリー。誰かの人生を彩ってきたアイテムが、また違う誰かの人生の中でも輝くように。またそんな出合いによって、手に入れた人の人生もより豊かになるように。サステイナブルかつ愛の詰まった試みに、ぜひ注目して。
*…寄付先は現在協議中。
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”あなたにとって買い物とは? 買い物という経験で、洋服以外に得たものはありますか?”との質問に「何か特別なものを身に纏うという感覚は、私にとって世界へのメッセージとして何ものにも代えられないもの。色や素材を選ぶ時の気持ちの高ぶりや、1着の服がどんな工程を経て完成したかというストーリーに想いを巡らすことは意味深いものです。私はそんな時間が大好きなの!」とエスゼット ブロックプリントのサラ・ゼルウェガーはメッセージを寄せた。
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「買い物という経験は、情熱(パッション)と感情(エモーション)。アンティークやヴィンテージのものを購入するのが好きなのですが、それらは長持ちするように作られていて、自然とサステイナブルという時流に合っています。また過去への旅のようでもあります。私はこれまで洋服を買うことに、満足と喜びを得てきました」とHarpo(ハルポ)のデザイナー、ドロシー・ズリアニ。
期間:1/29(土)〜2/6(日)
会場:ロンハーマン千駄ヶ谷店
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-11-1
tel : 03-3402-6839
営)11:00〜19:30
*本企画のアイテムの購入は、ひとり1点まで。
ロンハーマン
0120-008-752(フリーダイヤル)
text: Natsuko Kadokura