ブリジット・マクロンが再選で見せた「おなじみ」のスタイルとは？

夫の続投が決まった4月24日、フランスのファーストレディは、お気に入りのブランド、ルイ・ヴィトンのルックで登場した。

【写真】2017年、大統領選キャンペーン当時のブリジット・マクロン。

ブリジット・マクロンは、大統領選挙の結果発表に、ルイ・ヴィトンを着て登場した。（パリ、2022年4月24日）photography: Abaca

エマニュエルだけではなく、ブリジット・マクロンもあと5年、フランスのトップとしての責務を果たすことになった。

2022年4月24日、夫の勝利を祝うために、ブリジット・マクロンはすっかりおなじみになった彼女らしいスタイルで登場した。シャン・ド・マルス公園のステージに現れたファーストレディは、お気に入りのブランド、ルイ・ヴィトンのルックを身につけていた。

エッフェル塔のふもとで行われた大統領選挙決選投票の集会に立ち会ったブリジットは、ウエストにタックのあるパンツと肩のラインを強調したジャケットという、ミニマルなネイビーブルーのアンサンブルをチョイス。ジャケットには、タッセルのボタンホールやシルバーのハイカラーなど、ミリタリー風のディテールが施されていた。これは5年前大統領選に勝利し、ルーブル美術館のピラミッドの前に現れた時と同様のもの。続投のメッセージだ。

大統領選決戦投票の集会で、ブリジットとエマニュエル・マクロン。（パリ、2022年4月24日）photography: Getty Images

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揺るぎない忠誠心

ブリジット・マクロンとルイ・ヴィトンの付き合いは長い。どんな時にもフレンチブランドのルイ・ヴィトンに忠実なファーストレディは、アーティスティック・ディレクター、ニコラ・ジェスキエールがデザインするモダンなアクセントを加えたスリムフィットのジャケットを好んで着用している。2017年5月7日の大統領選の夜にもすでに、シルバーの襟を付けた青いサマーコートを着ていた。

それから5年後、ブリジット・マクロンは、ワードローブに対するこだわりを再び見せつけた。今後5年間、ファーストレディがそのトーンを変えるつもりがないことの現れだ。