ジョルジオ アルマーニ、クロスロード プロジェクト第2弾を発表。
Fashion 2022.05.21
ジョルジオ アルマーニが、クロスロード プロジェクトの第2弾となるセカンドシーズンを開始し、世界からアルマーニが選ぶ12人の女性たちを発表。日本からは女優の三吉彩花がアンバサダーに就任し、プロモーションビデオと画像が世界同時公開された。
クロスロードは、2021年から始まったプロジェクトで、昨年第1回では女優の菜々緒が日本人の代表としてアンバサダーを務めた。今回は、フランス人のバレエダンサーで、パリ・オペラ座バレエ団のディレクターを務めるオーレリー・デュポンや、イタリア・レッチェにあるミシュラン星付きレストランの共同経営者で革新的なシェフのイザベラ・ポティなど、世界各国の主要都市から選ばれた、さまざまなバックグラウンドを持つ12人の女性たちのそれぞれの人生のエピソードをインタビュー形式で紹介。彼女たちが人生の岐路に立ち、将来に大きな影響を与える決断を迫られた重要な瞬間を、自分の言葉で語っている。また、プロモーションビデオやインタビューの撮影も、それぞれにとって大きな意味を持つ場所で行われた。三吉彩花が選んだのは、「渋谷スクランブル交差点」と「静けさをたたえた美しい森」。ネットフリックスで世界配信され大きな話題となった出演ドラマ「今際の国のアリス」の撮影地と、自分を無にしてリフレッシュできる場所がその理由だ。都会の喧騒と、無音に近い自然という両極のステージでどんな想いを語ったかを、ぜひ動画でチェックして!
また、アンバサダーに就任したことについて三吉彩花は次のように語っている。「ジョルジオ アルマーニの世界的なプロジェクト、クロスロードのアンバサダーに選んでいただき本当に光栄です。今回の企画で自分のパーソナルな部分を世界の皆さんに知ってもらえるということは、怖いことでもありますが、この取り組みの方向性を知ってすごくワクワクしています。今回の撮影は、私にとって意味のある場所とファッションのコントラストや、その場で生まれるフィーリングが画面越しにも伝わると思います」
デザイナーのジョルジオ・アルマーニは、「このプロジェクトは、強く生きる女性たちを高く評価し、その考え方を発信するサポートのための取り組みの一環です。80年代にエレガントなテーラリングを中心とした働くためのワードローブを開拓して以来、一貫して現代を生きる女性の声を伝え、その個性と能力を称え続けてきました。三吉彩花さんは、海外での活動も視野に入れ、明確な目標に向かって自分の選択した道を力強く歩んでいる方で、まさにこのプロジェクトにふさわしい女性のひとりです」と述べている。
text: Natsuko Kadokura