ベーシックをアップデートする、編集Tが選んだクルーズアイテム。
Fashion 2022.12.27
2023年クルーズコレクションから、スタイリスト、バイヤー、編集者がお気に入りのアイテムをセレクト。トレンドに左右されないアイテムが多く揃うクルーズコレクション、マイ新定番をご紹介します。
編集T
”10年後も着たい服か”という目線で服選びをするようになった編集T。最近は、あえて少しだけ背伸びしたものをセレクトし長く着られものを手にとっている。「ベーシックだけど少しだけツイストのあるものが定番。そういうアイテムを、クローゼットに少しずつ増やしていきたいです」
シャネルのチャームネックレス
©CHANEL
着こなしをぐっとチャーミングにするアクセサリーはシャネルで。「ひと目見た瞬間に、思わずキュンと恋してしまいました。パールとキルティングというクラシカルなコードを組み合わせているのに、なんという遊び心。身につけると、ダブルシーがうなじに垂れて後ろ姿まで文句なしに可愛いんです。シンプルなスタイルに、こんなネックレスを合わせたチャーミングな女性像に永遠に憧れます」
ネックレス ¥195,800/シャネル(シャネル カスタマーケア)
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プラダのニット
普遍的なグレーのニットはプラダで新調。「ほんの少しのギミックでこんなにも洗練されたピースに生まれ変わらせるとは。まったく無駄のないミニマルなデザインながらも、気が利いていて、“今”の気分がぎゅっと凝縮されています。プラダが生み出すベーシックには抗えない魅力があるので、毎シーズン何かしら買い足してしまいます」
ニット ¥319,000(予定価格)/プラダ(プラダ ジャパン クライアントサービス)
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マックスマーラのショート丈テディコート
まだまだ寒さも感じる季節だからこそアウターも追加投入したいところ。編集Tはマックスマーラからチョイス。「昨年のクルーズコレクションで101801アイコンコートを購入し、マックスマーラのコートが名品と言われる所以を身を持って体感しました。軽やかなショート丈のテディは、ロング丈の防寒用の重衣料を着るのは週末のみという都会のライフスタイルにフィットする1着だと感じます。寒い季節に着る白は、成熟した大人の女性だからこそ似合う贅沢」
コート ¥376,200/マックスマーラ(マックスマーラ ジャパン)
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ルイ・ヴィトンのモノグラムバッグ
バッグは定番から新たな魅力を放つものを。「ルイ・ヴィトンのモノグラム・キャンバスのトラッド感が好きです。さらにメゾンが誇るトランク作りの伝統の原点に立ち返ったというデザインで、新しいのにどこかクラシックな佇まい。チープなキーホルダーをジャラジャラ付けて、シャツとデニムに合わせてラフに持ちたい。使い込んで、くたくたになってもまたカッコいいだろうな、と妄想しています」
バッグ (H14×W21×D6cm) ¥468,600/ルイ・ヴィトン(ルイ ヴィトン カスタマーサービス)
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ボッテガ・ヴェネタのポインテッドトゥシューズ
足元はシンプルな一足をボッテガ・ヴェネタで発見。「計算された長めでシャープなノーズのポインテッドトゥは、完成された美しい佇まいに惚れ惚れします。ロゴがなくてもしっかりと存在感があり、穏やかで包容力のあるエレガンスに満ちています。抜け感のある足元が好きなので、スカートやデニムに素足でさらっと合わせたいです」
シューズ (ヒール10cm) ¥121,000/ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
editing:Aya Sasaki