アイコンバッグに宿る、ものづくりのものがたり。 クリーンな魅力を放つ、ジル サンダーの「ゴジ バッグ」。
Fashion 2023.02.28
ドイツ人デザイナー、ジル・サンダーが1968年に創業し、1994年からミラノを拠点とするジル サンダー。もともと上質な素材を使ったミニマルなデザインで知られる人気ブランドだが、2017年にルーシー&ルーク・メイヤー夫妻がクリエイティブディレクターに就任して以降、ピュアなデザインのなかに職人技の暖かみが宿るブランドとして人気がさらに加速。
ルイ・ヴィトン、バレンシアガ、ディオールでキャリアを積んだルーシーとシュプリームのヘッドデザイナーを経て自身のブランド、OAMCも人気を博すルーク。華々しくもまったく異なるキャリアをもつふたりによるジル サンダーには、ハイクオリティかつクリーンでコンセプチュアル、そして時代のムードを的確に捉えたアイテムが揃う。具体的には、職人技の取り入れ方、素材の組み合わせ、ほかにないカッティングやディテールなど。クリーンといってもシンプルで定番的な服とは一線を画す、“今”の気分に寄り添うデザインが特徴だ。
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ミニマル・ラグジュアリーを体現する「ゴジ バッグ」。
「ゴジ バッグ」が初登場した2019年秋冬コレクションのルック。
2019年に発売された“初代”「ゴジ バッグ」。
2019年秋冬コレクションのランウェイで発表された「ゴジ バッグ」。クコの実(英語でゴジベリー)の形をしたクロージャーから名付けられたアイコンバッグだ。最高級のカーフレザーで仕立てたクリーンかつ実用的なフォルムで、瞬く間に世界的な人気を獲得。モダンで洗練された印象を放ちながら、合わせやすさと使いやすさを備えている点が人気の秘密。“最高によいものを必要なだけ”というミニマル・ラグジュアリーのスピリットを体現するバッグなのだ。
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New Item
バッグ「ゴジ ミニ バンブー」(H12×W22×D7cm)¥283,800/ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク メイヤー(ジルサンダージャパン)
現在では、2021年秋冬コレクションから登場したバンブーのハンドルがトレードマークに。こうして「ゴジ バッグ」は、クリーンでモダンなフォルムにクラフツマンシップとナチュラルな素材がもつ暖かみが融合された無二のアイコンバッグとして広く知られることになる。ミニは2022年秋冬シーズンから仲間入りした新サイズで、写真のカーマインは今季の新色。今回紹介する新作はいずれも便利なショルダーストラップ付き。
バッグ「ゴジ スモール バンブー」(H18×W20×D8cm)¥305,800/ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク メイヤー(ジルサンダージャパン) ※高さはハンドルの長さも含めたサイズ表記
バッグ「ゴジ スモール バンブー」(H18×W20×D8cm)¥305,800/ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク メイヤー(ジルサンダージャパン) ※高さはハンドルの長さも含めたサイズ表記
スモールサイズはミニより横長のフォルム。コンパクトながら程よくマチがあり、長財布や手帳など少し厚みのある持ちものもすっきり収まる。今季は淡いレモンカラーやシーフォーム(パステルグリーン)など、明るめながら落ち着きのあるニュアンスカラーが新色として登場。
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バッグ「ゴジ スクエア スモール バンブー」(H18×W20×D9cm)¥283,800/ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク メイヤー(ジルサンダージャパン)
以前は長方形に近かったスクエアフォルムのバッグが、今季から台形のようなオリジナリティのあるシルエットにリニューアル。カーブレザーに非常に細かなエンボス加工を施したパルメラートレザーを使用しており、傷や汚れがつきにくいのもうれしい。
バッグ「ゴジ スクエア スモール バンブー」(H18×W20×D9cm)¥368,500/ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク メイヤー(ジルサンダージャパン)
今季はメタル製のハンドルが新しくお目見え。天然のバンブーから型を取り、自然なフォルムを再現している。また、アルミニウムを使用することによって軽量に仕上げているのもポイント。爽やかなパステルブルーも初登場の新色。
ジルサンダージャパン
0120-919-256(フリーダイヤル)
editing: Naoko Monzen