スナップに見る、ゴーイング・マイ・スタイル。 人気スタイリストに学ぶ大人のモノトーンスタイルとは?
Fashion 2023.05.16
スタイリストの小川夢乃がいま気になるおしゃれなインスタグラマーの投稿スナップをインスパイア源に、この夏リアルに欲しいと思うアイテムをピックアップ。
モノトーンの中でも、どこかに大人の女性らしさを取り入れるのがポイント。
Neelam Ahooja(ニーラム・アフージャ)
Instagramでの投稿がきっかけでスタイリストへと転身したニーラム・アフージャ(@neelam.ahooja)。ザ ロウを愛用し、日々のモノトーンコーディネートをアップしている。
「ワントーンを基調にしたモダンなデザインのアイテムがよく似合っているニーラムさん。大人が真似したいスタイルだなと。一見マニッシュなんだけど、ペディキュアや赤リップを塗ったり、女性らしさをちゃんと残しているのがいい。年を重ねても女性らしさを出せるポイントを上手く抑えている。
この写真のようにシンプルなジャケットスタイルの中でも、インナーは首回りがつまったカットソーだったり、ヒールじゃなくてショートブーツを履くところなどが、モダンで素敵。女性らしさもプラスされている」
LA発のラグジュアリーブランド、コーからはジレとスラックスのセットアップ。身頃をまたぐフラップポケットが印象深いタイトなジレと、ワイドシルエットのパンツが絶妙なバランス。ジレ¥107,800、スラックス¥123,200/ともにコー(イーストランド)
大胆なレザーカッティングが特徴のイタリア製ショルダーバッグは、デザイン性以外にも軽量性に優れる。カットアウトショルダーバッグ¥275,000(H42×W28.5×D7.5㎝)/フェラガモ(フェラガモ・ジャパン)
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「白ってほっこりしちゃうから取り入れるのが難しいんだけど、全身ホワイトのコーディネートをちゃんとメリハリをつけて完成させているのがすごい。ウエストマーク、クラッチバッグ、サンダルなどの小物を、同色ながらレザー素材を選ぶことで、スタイリングを引き締めているのがいいですね」
天然シルク繊維を使用したチュニック・シャツ。背面のギャザーにより美しいブラウジングを生む。シルクプルオーバーシャツ¥268,400/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)
厚手のヴィンテージコットン素材を採用したロングドレス。コゼットという名の通り、クラシックな意匠を現代に落とし込んでいる。「コゼット ドレス」¥284,900/ザ・ロウ(ザ・ロウ・ジャパン)
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「この写真のように網タイツやシアー素材のタイツを履いた上にヒールを合わせるなど、センシュアルな部分を取り入れているのが素敵だなと。私もそんな大人になりたいなと感じさせられるスタイリング」
上質なカーフスキンアッパーに、オーストリッチフェザーをあしらったラグジュアリーミュール。フェザートングサンダル(ヒール5㎝)¥202,400/ランバン(コロネット)
ロロ・ピアーナ ジャパン tel:03-5579-5182
ザ・ロウ・ジャパン tel:03-4400-2656
イーストランド tel:03-6231-2970
フェラガモ・ジャパン 0120-202-170(フリーダイヤル)
コロネット tel:03-5216-6518
photography: Satoshi Yamaguchi styling: Yumeno Ogawa