スナップに見る、ゴーイング・マイ・スタイル。 スタイリストが指南、首回りおしゃれのアップデート術。
Fashion 2023.05.20
スタイリストの小川夢乃がいま気になるおしゃれなインスタグラマーの投稿スナップをインスパイア源に、この夏リアルに欲しいと思うアイテムをピックアップ。
派手な小物同士を合わせたレイヤードが新鮮。
Lava La Rue (ラヴァ・ラ・ルー)
ウエスト・ロンドン出身のラッパー、ラヴァ・ラ・ルー(@lavalarue)。ネクタイやネックレス、スカーフなどで首元に彩りを与えるのが上手な彼女の着こなしは、小物使いの参考になる。癖のあるアイテムを彼女のスタイルに落とし込んでいるところがさすが。
「ネクタイを着けたいけれど、コスプレっぽくならない方法をずっと考えていたんです。彼女のスナップを見て、ネクタイは首に沿わせるのではなく、首元から下げた位置でネックレスなどと重ね付ければいいんだとハッとしました。ネクタイなしでも完成されているスタイルにあえてネクタイを巻いているところや、ピンバッジを大量に付けてポップさを足しているところにも感心。オーソドックスな白シャツとかではなく、癖のあるロゴTに合わせるのが正解だったんだ!と気付かされました。スタイルをこのまま真似したいくらい、全部がパーフェクト!」
長さ違いのネックレスは、単体で着けても重ね着けしても可愛い。首元をゴージャスに彩って。左からバッグモチーフのネックレス¥500,500(予定価格)、ネクタイタイプのネックレス¥369,600(予定価格)、ネックレス¥215,600(予定価格)/以上シャネル(シャネル カスタマーケア)
トレンドの小紋とバードエンブロイダリーを取り入れたタイ。ビビットおよびレトロカラーはシーズンカラーになることが多いので、是非手に取ってみて。ネクタイ(メンズ)左から¥16,500、¥16,500、¥19,800/以上ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン)
---fadeinpager---
「投稿をスワイプしてもらえば分かるんですが、柄シャツにネックレスやスカーフをジャラッと重ね着けし、更にサングラスを着けているところに彼女のこだわりが垣間見える。好きなアイテムを計算せずに適当に重ねている感じが可愛い」
フランス・リヨンで2020年にデビュー以来、日本以外ではヨーロッパ圏内のこだわりの店だけで展開している注目ブランドの一本。ヘキサゴンビッグフレームサングラス¥59,400/ラザール・ステュディオ(グローブスペックス ストア)
広いアームホールで、ゆったりとしたシルエットが特徴のレトロカラーランダムストライプシャツ。手首のギャザーが着こなしに幅を与える。ストライプシャツ¥44,000/アー・ペー・セー(アー・ペー・セー カスタマーサービス)
---fadeinpager---
「スカーフスタイルは上品に見えてしまいがちだけど、鏡を見ずに無造作にちょこんと結んだ感じがいい。Tシャツと色が合っていたり、クラシックな柄じゃないスカーフを合わせてモダンなスタイルに仕上げているところが素敵! Tシャツに入っているパープルをパンツで拾うなど、色合いで全体に統一感を持たせるのも上手。Tシャツにスカーフという、メンズっぽいスタイルに巻いているのがポイントかと」
デザイナー、エリアス・カフロスとユゴ・ビアンヴニュによる新作カレ。今作もワードローブに増やしたい。シルクスカーフ左から「シュヴァロスコープ・ネオン」(H45×W45㎝)¥35,200、「ランデヴー・ギャラン」(H70×W70㎝)¥50,600/ともにエルメス(エルメスジャポン)
今どきのブーツカットシルエット、5ポケットのデニムパンツ。繰り返したウオッシュド加工により、小慣れた雰囲気に。ブーツカットデニムパンツ¥64,900/アワー レガシー(エドストローム オフィス)
アー・ペー・セー カスタマーサービス tel:0120-500-990(フリーダイヤル)
グローブスペックス ストア tel:03-5459-8377
エドストローム オフィス tel:03-6427-5901
エルメスジャポン tel:03-3569-3300
シャネル カスタマーケア 0120-525-519(フリーダイヤル)
ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818(フリーダイヤル)
photography: Satoshi Yamaguchi styling: Yumeno Ogawa