ルイ・ヴィトンの集大成、「GO-14」の魅力とは?
Fashion 2023.08.23
デザイナーのインスピレーション、トランク職人の秘められた技、そして創意工夫に満ちたクラフツマンシップの情熱が交差して生まれたバッグ「GO-14」が、新たな特徴を纏い再登場。
バッグ「GO-14 GM」(W31×H19.5×D11cm)¥1,067,000(8/25発売)/ルイ・ヴィトン
「それは、ある種のはじまりであり、集大成」。数多くのアイコニックなバッグやラゲージを擁するルイ・ヴィトンにこう言わしめる「GO-14」は、ニコラ・ジェスキエールがルイ・ヴィトンで最初に手がけたバッグのひとつで、バッグとしても初期のものにあたる。だからその名は、ウィメンズ・コレクションのアーティスティック・ディレクターとしての彼のデビューショーで、ランウェイに初めてバッグが登場した日付を表すコード「Ghesquière October 2014」に由来する。そしてこの秋、このバッグは「マルタージュ」というユニークな特徴を纏い、再登場を果たす。
ルイ・ヴィトンで長く受け継がれてきたトランク作りのエスプリが、デザインに息づいている。バッグ「GO-14 MM」(W23×H16×D10cm)¥979,000(8/25発売)/ルイ・ヴィトン
今回発表された「GO-14」は、パッド入りのラムレザー仕立てで収納力も抜群。この上なく柔らかで弾むようなマルタージュで覆われ、曲線やクッションのような手触りを際立たせるオーバーステッチが施されている。ゴールドカラーのしなやかな新しいジュエリーチェーンで、ショルダーにもクロスボディにもなるうえ、ふたつのリングを繋ぎ合わせるノッチメカニズムでチェーンを2重にして、腕にかけたり、手持ちにすることもできる。あらゆる女性の気分やスタイルに合わせて、さまざまな持ち方が楽しめるのもポイント。クラシカルな雰囲気を持つハンドル、いつでも洗練された趣を醸し出すバッグ、それが「GO-14」の魅力なのだ。
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バッグ「GO-14 MM」(W23×H16×D10cm)¥979,000(8/25発売)/ルイ・ヴィトン
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バッグ「MICRO GO-14」(W15×H10×D6.5cm)¥583,000(8/25発売)/ルイ・ヴィトン
text: Natsuko Kadokura