Kawakyun 町田啓太を夢中にさせる、しなやかで強い革アイテム。
Fashion 2023.09.21
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俳優の町田啓太さんは、そのファッションセンスにも常に注目が集まっている。彼がプライベートで大切にする、レザーアイテムとは。
町田啓太(俳優)
20歳で俳優デビューし、話題のドラマや映画に数多く出演。その多彩な表現力で活躍の場を広げる俳優、町田啓太さん。2023年9月には、数々のアワードを受賞したテレビドラマの映画版『ミステリと言う勿れ』が公開中。近頃レザーアイテムを身に着ける機会が増えたという町田さんは、その魅力にすっかりハマってしまったようだ。
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ファッション性と機能性を併せ持つ、バイカージャケット。
「最近、クローゼットのアイテムが確実に増えています。持っているシューズの7、8割は革靴。気に入ったものは、ずっと綺麗に持っていたいタイプなんです。着用もするけれど、大切に綺麗なまま持っていれば、いつか知り合いに譲ったりできるのも革製品のよさだと思います」
ファッションアイテム選びは、とにかく直感に頼るという町田さん。袖を通した時の感覚を大事にしながら、長く使えるかどうかも重要なポイントだという。本革はそんな町田さんの思いに応えてくれる素材といえそうだ。最近特に気に入っているというアウターは、動きを妨げない柔らかなスムースレザーでつくられた、スタンドカラーのバイカージャケット。183cmという長身の町田さんが纏うと、その場の空気までもがスタイリッシュに変化するように感じられた。
「このバイカージャケットは、頑丈につくられているのにすごく着やすくて。存在感があるけれど綺麗めのスタイルにも合わせられるので、秋冬シーズンに活躍しています。このジャケットを着るたびに、バイクに乗ってみたいなと思いますね。大型免許を持っているので、本当にいつか実現できたらいいなと」
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オフの時間をともにする、大切なグローブ。
映画やドラマの撮影が続き多忙を極めるなか、町田さんがプライベートで楽しみにしていることがある。それは、30歳目前で再び始めたという野球だ。
「『MAJOR(メジャー)』という漫画を久しぶりに開いた時、無性に野球がやりたくなってしまって(笑)。中学の時に野球部だったんですが、再び火がついてしまった感じです。学生時代の仲間たちと話している時、冗談で『160キロ投げたいんだよね』と言ったら、『それ、おもしろいね』って笑い合って、そのまま俳優仲間も集めて草野球チームをつくりました。当時は皆が20代後半で、いま思えば、誰もが心のどこかで、また何かを始めたいなと思っていた時期だったんですね」
草野球チームを立ち上げてすぐ、町田さんはスポーツショップでお気に入りのグローブと出合った。
「グローブは、はめてみないとわからない。実際に手にはめてから購入したかったんです。それで手に入れたのは、大谷翔平選手のモデルです(笑)。革なので手入れをしなくてはいけないけれど、自分がどう使うかによって表情も変わってくるし、徐々に自分に合ってくる感じが何よりいい」
カウレザーで作られたブラックのグローブは、プロモデルならではの弾力性と柔軟性を持ち合わせる。使い込むほどに、まるで身体の一部のようになっていく大切な道具だからこそ、機能を重視して選んだものだ。
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未来の自分をつくるのは、“いま”という一瞬の積み重ね。
使い込むことで魅力を増していくレザーアイテムのように、近年は俳優として艶感のある演技を見せてくれる町田さん。公開を間近に控える映画『ミステリと言う勿れ』では、ストーリー展開に大きく関わる人物・狩集理紀之助(かりあつまり・りきのすけ)を好演する。クールで凛とした佇まいの奥に見え隠れする情熱の灯は、彼がこれまでの経験を糧に、丁寧に紡いできたもののよう。
「もともと原作が大好きだったので、関わることができて光栄でした。映画で描かれる広島編は、原作のすごく長い物語が凝縮されているんです。僕の演じたキャラクターも多くのことを抱える人物だと知っていたので、映画には描かれていない、人物のバックボーンも理解したうえで演技に臨みました。人間関係を紐解いていくおもしろさがあり、考える選択肢をたくさんくれる作品でもあります。観る人によって響くポイントが違うのも興味深い点だと思います。僕自身、“それって普通なのかな?”と素直な疑問から広がっていく台詞の数々を、すごく好きになりました」
俳優として、その時にしか表現できないことを何よりも大事にしたいという町田さん。日々変化していく価値観もすべて受け止め、一瞬一瞬に自分の全部を投影していく。何事にも全力投球の姿勢が、その佇まいをより一層輝かせている。それは町田さんの愛用するレザーアイテムにも、美しい経年変化をもたらしていくのだろう。
「革は長く使うことで、一緒に歳をとっていけるところがいいですね。気に入ったレザーアイテムは、できるかぎり長く使いたいなと思います」
1990年生まれ、群馬県出身。2010年に俳優デビュー。14年にNHK連続テレビ小説『花子とアン』で注目を集め、『西郷どん』(18年)『青天を衝け』(21年)と、NHK大河ドラマにも2度出演。22年は、『チェリまほ THE MOVIE〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』『太陽とボレロ』という話題の映画に出演。23年9月15日公開の映画『ミステリと言う勿れ』では、物語の主要人物である遺産相続候補者のひとり、狩集理紀之助を演じる。2024年にはNHK大河ドラマ「光る君へ」への出演も控えている。
https://m.tribe-m.jp/artist/index/32?m=shrt_km_prsnl_pg
Instagram : @keita_machida_official
累計発行部数1,800万部を超える田村由美による大人気漫画が原作。2022年にはフジテレビの連続テレビドラマとして人気を集めた。映画で描かれる通称“広島編”では、名家・狩集家の遺産相続事件に、主人公の久能整(菅田将暉)が巻き込まれていく。
●監督/松山博昭
●原作/田村由美
●出演/菅田将暉
松下洸平 町田啓太 原菜乃華 萩原利久 柴咲コウ
●2023年、日本映画、128分
●配給/東宝
2023年9月15日(金)より全国公開
©田村由美/小学館
©2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社
* 日本タンナーズ協会公式ウェブサイト「革きゅん」より転載
photography: Sayuki Inoue styling: Eiji Ishikawa(TABLEROCK) hair and makeup: Kohey interview & text: Miki Suka