レイドバックに纏う上質なベーシックスタイル、を明日の装いのヒントに。
Fashion 2023.10.17
シンプルなコートやニット、デニム。上質なベーシックアイテムが新たな視点によってフレッシュに生まれ変わる。レイドバックに装う、新時代のラグジュアリースタイルがここに。
「Ways of Looking」をテーマに、概念を覆すスタイルを提示した今シーズンのミュウミュウ。Pコートやスウェット、レギンスなどのなじみあるアイテムが、レイヤードの妙でとびきりフレッシュなスタイルへと昇華。
コート¥616,000、スウェット¥368,500、ニット¥253,000、T シャツ¥80,300、レギンス¥130,900、ストッキング¥27,830、スニーカー¥137,500(すべて予定価格)/以上ミュウミュウ(ミュウミュウ クライアントサービス)
ハーフスリーブのアンゴラニットの中から、後ろ前に着たペンドルトンのロングスリーブシャツをのぞかせて。ボトムスはシアーなスカートの中にショーツをレイヤード、随所にウィットを利かせた着こなしが楽しい。
ニット¥159,500、シャツ¥205,700、スカート¥240,900、インナーショーツ¥88,000/以上メゾン マルジェラ(マルジェラ ジャパン クライアントサービス
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ほんのりパンキッシュな赤×黒ボーダーのモヘアニット、黒い羽根を飾ったブーツ。それとは対照的に、パリッとした白いシャツの襟元に今コレクションのキーワードとなったタイを合わせれば、既存のドレスコードから軽やかに解き放たれる。
ニット¥500,500、シャツ¥225,500/ともにヴァレンティノ、タイ¥60,500、ブーツ¥386,100/ともにヴァレンティノ ガラヴァーニ(以上ヴァレンティノ インフォメーションデスク)
キャメルカラーのカシミアニットに、コットンポプリンのシャツを重ねたトラッドな着こなしに、大きなフェザーのイヤリングがビビッドに映える。クラシックとモダンがエレガントに調和する瞬間。
ニット¥247,500、シャツ¥105,600、イヤリング¥132,000/以上ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー(ジルサンダージャパン)
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「言い表せないフレンチスタイルの魅力」に迫った今シーズンのルイ・ヴィトン。ボートネックのニットドレスは、ウエストマークした細いベルトを唯一のアクセサリーにして、ノンシャランに纏う。
ニットドレス¥271,700、ベルト¥71,500/ともにルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
幼少の頃にデムナが初めてテーラーで仕立てたパンツが起点となったコレクションから、デニムパンツのディテールを継ぎ合わせたジャケットと、脚のパーツを2枚重ねたジーンズのセットアップを。シグネチャーのオーバーサイズが抜け感をもたらしている。
ジャケット¥445,500、パンツ¥317,900/ともにバレンシアガ(バレンシアガ クライアントサービス)
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ステンカラーコートも、ストライプのコットンシャツも、ウォッシュトジーンズも、中で身体が泳ぐオーバーサイズ。ボディラインを覆い隠すアイテム同士を無造作に重ねる自由なマインドが、着る者に高揚感をもたらす。
コート¥511,500、シャツ¥126,500、パンツ¥165,000、ベルト¥96,800、シューズ¥176,000/以上グッチ(グッチ クライアントサービス)
ミックスストライプのシャツとトランクス、実はいずれも薄くなめしたカーフレザーで仕立てたもの。足元はチャンキーなビットローファーに白いソックスでカジュアルに、人知れず、リュクスなパジャマスタイルを楽しむ。
シャツ¥862,400(参考価格)、パンツ¥423,500、シューズ¥165,000/以上ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) ソックス/スタイリスト私物
0120-45-1993(フリーダイヤル)
www.miumiu.com
マルジェラ ジャパン クライアントサービス
0120-934-779(フリーダイヤル)
www.maisonmargiela.com
ヴァレンティノ インフォメーションデスク
tel:03-6384-3512
www.valentino.com
ジルサンダージャパン
0120-919-256(フリーダイヤル)
www.jilsander.com
ルイ・ヴィトン クライアントサービス
0120-00-1854(フリーダイヤル)
https://jp.louisvuitton.com
バレンシアガ クライアントサービス
0120-992-136(フリーダイヤル)
www.balenciaga.com
グッチ クライアントサービス
0120-99-2177(フリーダイヤル)
www.gucci.com
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
0120-60-1966(フリーダイヤル)
www.bottegaveneta.com
*「フィガロジャポン」2023年10月号より抜粋
photography: Mitsuo Okamoto styling: Tamao Iida hair & makeup: Uda (Mekashi Project) editing: Kayori Morita