創業150周年記念、ピアジェの伝説のウォッチが復活。
Fashion 2024.02.07
ピアジェは創業150周年を記念して、1980年代を象徴するウォッチとなった「ピアジェ ポロ」を現代に蘇らせる。
ウォッチ「ピアジェ ポロ 79」(18KYG、サイズ38mm)¥10,600,000(予定価格、9月発売予定)/ピアジェ(ピアジェ コンタクトセンター)
1874年にウォッチメゾンとして創業し、長年、エレガントなドレスウォッチで定評を得ていたピアジェだったが、1980年代を迎える頃には顧客のライフスタイルも転換期を迎える。スポーツを嗜むことがより広く浸透し、スポーツを楽しむ時もスタイリッシュでありたい、いいウォッチを着けたいという要望が高まったのだ。創業家4代目のイヴ・ピアジェは時代の変化を感じとり、顧客の要望に応えて防水性が高く衝撃に強いスポーツラインを発表。それが、1979年に発売された「ピアジェ ポロ」。その新しさは、ケースとブレスレットを完全に一体化したモダンなデザインと、スポーティでありがながら、ゴドロン装飾を施した18Kゴールドを用いた華やかさにあった。1980年代にはグラマーの象徴として、ニューヨークの伝説的なナイトクラブ、スタジオ54やパームビーチのポロクラブに集う多くのセレブリティに愛された。
古くから王族や貴族に愛され、スポーツの最高峰であるポロのイメージは、当時ピアジェが主催していたセレブリティのコミュニティ「ピアジェ ソサエティ」の世界観と見事に共鳴。誕生から45年を経たいま、この歴史的なウォッチは新たな現代性とピアジェ ソサエティのスピリットを纏い「ピアジェ ポロ 79」として登場。「ピアジェ ポロ 79」は、細かなアップデートを加えつつ、オリジナルのデザインを忠実に踏襲している。エレガントなスポーツウォッチは数多くあれど、スポーティなエレガントウォッチと呼べるのは「ピアジェ ポロ 79」だけ。唯一無二の魅力を放つアイコンウォッチ、ぜひチェックして。
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ムーブメントにはクオーツではなくピアジェ自社製薄型自動巻きムーブメント「1200P1」を採用し、38mmのサファイアケースバックからその美しい姿を眺めることができる。
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乗馬愛好家としても知られるイヴ・ピアジェが、馬への愛情とハイライフのセンスをひとつのウォッチとして結びつけたのが「ピアジェ ポロ」。当時のスポーツウォッチとは一線を画したモダンデザインの傑作と評された。
text: Natsuko Kadokura