ブラッド・ピットとペネロペ・クルスが熱演!シャネルのアイコンバッグにフォーカスした最新動画が到着。

Fashion 2024.03.27

ガブリエル・シャネルが女性たちの両手を開放した伝説のハンドバッグ「2.55」。オートクチュールから生まれた、その画期的な発想は、バッグに革命を起こし、現在も世界中の人々の憧れだ。このアイコニックなハンドバッグをフィーチャーした最新の広告キャンペーンにペネロペ・ クルスとブラッド・ピッドが登場。フランス恋愛映画の金字塔である、あの映画へのオマージュを捧げる動画を公開した。

伝説のアイコンバッグ「2.55」。

「バッグを手に抱えたり、なくしたりすることにうんざりしていたから、ストラップを付けて、肩からさげられるようにしたの」とは、ガブリエル・シャネルの言葉。そんな彼女は、1955年、女性の両手を巧みに開放しながら、新しいシルエットを完成させる革命的なバッグを発表した。ガブリエル・シャネルが生み出した完璧なフォルムの「2.55」と名付けられたハンドバッグは、現在でも伝説的なアイコンとして唯一無二の存在感を放っている。彼女は、その大胆さでかつては手袋を作るためだけに使われていた、しなやかで上質なラムスキンに加え、バッグには通常使用しないジャージーやラメ、ベルベット、そしてもちろんツイードといった自身のお気に入りの素材を用い、バッグに革命を起こしたのだ。さらにやわらかくて快適なキルティングのパッドでバッグを強化。ダイヤモンド型のキルティングは競走馬の調教師が身につけていたジャケットが着想源に。自由な身のこなしや動きを可能にするため、紳士服や男性用のバッグにヒントを求めた。

マドモアゼル・シャネルから、カール・ラガーフェルド、そしてヴィルジニー・ヴィアールへと受け継がれたメゾンのコード。アイコンバッグの「2.55」を再解釈して誕生した「11.12」は、"ダブルC"のクラスプや熟練の職人によって施された隠しステッチ、モナリザの微笑みになぞらえられ"スマイルポケット"と呼ばれるポケットが配されモダンに更新された逸品。

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ペネロペ・クルス、ブラッド・ピットが熱演。

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そんなアイコニックなハンドバッグ「11.12」に焦点を当てた最新の広告キャンペーンでは、ヴィルジニー・ヴィアールが熱い想いを抱いている監督、クロード・ルルーシュが手掛けた傑作映画『男と女』(1966年)に登場するシーンを引用。イネス&ヴィノードが撮影・監督を務めた、このキャンペーン動画の舞台は、マドモアゼル・シャネルが1912年に自身の名前を冠した帽子店をオープンし、1913年に初めてオートクチュールを発表した、フランスはノルマンディ地方にある海辺のリゾート地、ドーヴィルだ。映画『男と女』の一場面を、映像のみならず、ほぼ一言一句、見事に再現したのは、2018年からシャネルのアンバサダーとしても活躍するペネロペ・クルス。そしてその相手役を演じるブラッド・ピッドは、圧倒的な存在感を放っている。

映画『男と女』の実際のシーンでも主演俳優のアヌーク・エーメはシャネルのハンドバッグを持っていた。もちろん、ペネロペも同じく、さりげなくシャネルのバッグを手にしている。現代的でパーフェクトな長方形のシルエットは、一目でアイコニック ハンドバッグだと分かるのもシャネルならでは。今でも世界中の女性たちの憧れであるシャネルのアイコンバッグは、コレクションごとに色や形や素材を変えて無数のバリエーションが生まれている。女性という概念のためではなく、歩く、走る、描く、創造する......そういった動きのために両手を自由にする女性たちのためにデザインされたシャネルのアイコンバッグ。これからもその歴史にヴィルジニー・ヴィアールが新しいページを書き足していく。

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撮影の裏舞台を披露。

ここでは、最新広告キャンペーン動画の撮影のビハインドザシーンも公開。

text: Tomoko Kawakami, photography: Chanel

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