銀座に誕生した、ロレックスの新旗艦店へ。
Fashion 2024.05.08
ロレックスの新店舗「ロレックス ブティック レキシア 銀座本店」が、東京・銀座中央通りにオープン。
「特別な日の特別なロレックス」がコンセプトのレキシアのひとつとなるこの新店舗は、4フロア、1,000平方メートルを超えるフラッグシップ ブティックとなり、国内最大の売り場面積を誇る。ロレックスのブランドアイデンティティからインスピレーションを得た店内は、伝統とモダニティが共存するラグジュアリーな空間。4つのフロアがそれぞれにロレックスの哲学や世界観を体現しているのが特徴だ。
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そしてこのブティックのオープンを記念して、去る4月19日、東京都庭園美術館の協力のもと、1日限りのアートイベント「PERPETUAL MOMENT ー 自然の中の時間 ー」が開催された。イベントホストを務めたのは、スイス連邦工科大学ローザンヌ校のロレックスラーニングセンターを手がけ、ロレックスのさまざまな活動においても深い関わりがある、東京都庭園美術館館長で建築家の妹島和世。
東京都庭園美術館館長で、ロレックスとも深い関わりのある建築家の妹島和世がイベントのホストを務めた。©️Masashi Nagao
当日は、西洋庭園に妹島和世監修によるこの日限りのパビリオンがつくられ、名和晃平、目/mé、小牟田悠介による過去・現在・未来をテーマとしたアートインスタレーション、その制作背景について妹島和世と語るシンポジウム、原摩利彦らによるサウンドインスタレーションや建築家のエンリク・ミラージェス&ベネデッタ・タリアブーエの家具の展示が行われた。
このイベントのためだけに妹島和世監修でつくられた贅沢なパビリオン。©️Masashi Nagao
「過去」をテーマに、孔雀をモチーフとした彫刻作品。孔雀は古くから生命や精神の不滅を象徴し、東京都庭園美術館に今も残る洋館に暮らした朝香宮様も庭で飼われていたという。ここから止まり木の代わりに、水やエネルギーの循環をテーマとする《Ether》(エーテル)を組み合わせた。
Peacock and Ether 作:名和晃平 2024 マイクロビーズ、プラチナ箔 ©️Masashi Nagao
text: Natsuko Kadokura