VIPも来店! 大阪初の路面店「セリーヌ 御堂筋」が誕生。
Fashion 2024.05.30
セリーヌは大阪初の路面店となる「セリーヌ 御堂筋」を5月25日にオープン。オープンに先駆け、いち早くセレブリティが来店した。
滝沢眞規子。1階のレザーグッズ売り場にて。
このフラッグシップストアは、アーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターのエディ・スリマンによる建築デザインコンセプトを取り入れ、4フロア、計440平方メートルの広さを誇る。最高級の天然素材を用いたタイムレスで洗練された空間は、グレートラバーチン、アラべスカート、グリジオ・カルニコ、グランデ・アンティーク大理石などの天然石に、オーク材、真鍮、アンティークゴールドミラーなど温かみのある素材を合わせ、コントラストを効かせているのも特徴だ。この全体的な調和が、21世紀のブルータリズム様式に洗練とエレガンスを添えている。
トリンドル玲奈。オープンを記念したウィメンズ限定のラムスキンシアリングのバッグを手に。
1階はレザーグッズを中心に、メゾン セリーヌ、オート パフューマリー、ジュエリーコレクションが並ぶ。石とガラスの階段はレディースのプレタポルテコレクションが展示される2階へと続き、さらにガラスとポリッシュ仕上げのステンレススチールの壁とショーケースにメンズコレクションが並ぶ3階まで伸びている。最上階のスペースは、プライベートかつエクスクルーシブなラウンジエリアとなっているのもリュクスなストアにふさわしい。また、店内にはこれまでのセリーヌ アート プロジェクトに続き、アスガー・ダイバッド・ラーセン、ヴィヴィアン・スーターによる絵画、アナベス・マークス、キム・ユン・シン、菅 木志雄、ライアン・プレシアドの作品など、エディ・スリマンのキュレーションによる幅広い現代アートのセレクションを展示しているのも見逃せない。
佐野勇斗。メンズコレクションが並ぶ3階にて。
山本美月。店内の家具はエディ・スリマンがセレクトしたヴィンテージ家具や、店舗に合わせて特別にデザインした家具が配されて。それぞれの家具は、彫刻的な側面を加え、空間の建築様式を引き立てるために、ひとつひとつ丁寧に選ばれ、組み合わされている。
エディ・スリマンがキュレーションを行った現代アート作品を鑑賞するのもストアを訪れる楽しみのひとつ。
アナベス・マークス "IRON RICH EDGE", 2023年 キャンバスにアクリル絵の具
静岡県伊東市を制作の拠点にしている、日本でもっとも評価されている芸術家のひとり、菅 木志雄の作品も。
菅 木志雄 "ACCUMULATED TOPOGRAPHY, INTENSITY OF PERIPHERY", 2009年 木材、木枝、糊
大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-6-18
営)11:00〜20:00
不定休
セリーヌ ジャパン
tel : 03-5414-1401
text: Natsuko Kadokura