エディターが偏愛Tを語る! 夏を彩る相棒Tシャツ。【後編】

Fashion 2024.06.24

「Tシャツってどんな基準で選んでる?」フィガロジャポン編集部で始まったこの会話をきっかけに、編集部Tシャツ座談会を開催。私物のスタメンTシャツを持ち寄って、その推しポイントをTVショッピングさながら本気でプレゼンテーション! 「いますぐ買いたい!」の声が飛び交った座談会の様子を前編・後編でご紹介。>>前編はこちらから。


私の"好き"を表現する映画Tシャツ。(フィガロJPエディター RINAKO FUKUSHIMA)tshirt_a-1.jpg

A24の公式ショップから購入した2枚のTシャツは、送料込みで約1万5000円ほど。

いま一番のお気に入りは、ロックバンド、トーキング・ヘッズのプリントTシャツ。トーキング・ヘッズが1983年に行なったライブの様子を収めた映画『ストップ・メイキング・センス』の40周年を記念して、A24が4K化。その時に発売されたA24のオリジナルTシャツです。トーキング・ヘッズとこの映画が好きで、半年ほど前に公式ショップからTシャツ2枚を取り寄せ。送料の方が高くついた気がするのですが、好きという気持ちには変えられません! フロントだけではなく、バックプリントも気が利いているところが推しポイント。いまの季節は、マイ・ユニフォームであるアニエスべーのカーディガンプレッションの中にこのTシャツを仕込んでいることが多いのですが、後ろのタイポグラフィも可愛いので、夏は1枚で着て360度で"好き"を表現したいと思います。

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左:好きな気持ちが後ろ姿にまで宿る、胸キュンのタイポグラフィ。右:映画のパンフレットも当然、持っています。

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一緒に購入したのはグレーのボディにモノクロームのプリント。

編集部メンバーのつぶやき。
TANAKA

私も映画Tシャツが好きで海外から取り寄せたこともあるのですが、生地が薄く失敗した経験が。A24のそれは地厚なのがいい!

YONEKURA
プリントTシャツはキャラクター色が強くなりすぎることがあるけど、モノクロなので日常に自然と溶け込んでくれそう。

SATO
映画好きなRINAKOさんらしいチョイス。Tシャツのグラフィックに対する視点が新鮮です!
RINAKO FUKUSHIMA
フィガロJP編集部エディター。ニューヨークと韓国が母国!と思っているほど好き。今年は、このTシャツを着て韓国・ソウルへ出かけたい。

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小粋なフレンチマリンが叶う、セントジェームスのボーダーT。(フィガロJPエディター NANANA SATO)tshirt_b-1.jpg

私が着るとカジュアルで元気なイメージになりすぎる気がしていて、正直なことを言うとTシャツはあまり着ません。なのですが、これは好き!と着ているのがセントジェームスのボーダーTシャツ。淡いピンクとホワイトのカラーリングが可愛いこちらは、1年ほど前に約12000円で購入したシーズナルカラーです。セントジェームのカットソーは目が詰まった厚手のイメージがあったのですが、この1枚は薄手のボートネックタイプ。ゆったりとした五部丈で、リラックスした余裕のある女性像を演出してくれる気がしています。やや短めの着丈なので、パンツで合わせた時にバランスがいいのも嬉しいポイント。ホワイトのワイドパンツやウォッシュドデニムを合わせて、小粋なフレンチマリンスタイルを楽しんでいます。

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今年のシーズナルカラーであるヴィヴィッドなピンクとオレンジのロンTを購入。私、シーズナルカラーに弱いみたいです(笑)

編集部メンバーのつぶやき。
YONEKURA
普段はTシャツを着ないのに、これは着る!とNANANAさんを言わしめたセントジェームス。気になります!

FUKUSHIMA
ボートネック×薄手の生地が「着たい!」と思えるバランスです。

TANAKA
ボーダーを着たことがないのですが、セントジェームスに行けばお気に入りが見つかるかも。ゆったりとしたサイズの五分袖が涼やか。

NANANA SATO
フィガロJP編集部エディター。パリジェンヌの毎日を自分らしく楽しく生きる心意気に惹かれ、フィガロに仲間入りして早一年! ベーシックなスタイルを軸に、女性らしさのあるモードなアイテムを取り入れるのが好み。今年このTシャツを着て出かけたい場所は、海沿いのカフェ。

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カンバセーションピースになるワインの染みTシャツ。(フィガロジャポン ASAKO TANAKA)

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「シミがついているの?」と言われることがあるのですが、デザインなんです! ワインの染みとブドウの品種名がプリントされたこの1枚は、ヒューマン ネイチャーという日本橋兜町にあるワインショップとサムウェア イン トウキョウのコラボレーションTシャツ。私のTシャツの選びの基準は2種類あって、ひとつは白T、もうひとつは「こういうものやことが好き」が表現された自分にとって名刺がわりとなるもの。今日持ってきたものは後者です。この類のTシャツを着ていると初対面の方にも「それどこの?」と聞いてもらって、会話が広がっていくことがあります。ワインのシミがリアルにプリントされたこちらのTシャツは、話し相手の視線を高確率で奪います(笑)。 名刺がわりとなって、コミュニケーションの手助けをしてくれる、そんな1枚です。

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ワイングラスや飲みこぼし......、いろいろな場面でできるワインのシミをプリントで表現。8800円でMサイズを購入。

編集部メンバーのつぶやき。
FUKUSHIMA
ASAKOさんとはTシャツの選び方が似ている気がします。このTシャツも「それ欲しかったやつです!」と編集部で話が盛り上がりましたよね!

SATO
私は逆に、「こういう選び方があるんだと」Tシャツ購入のポイントが勉強になりました。


YONEKURA
夏はASAKOさんの季節! そう思うほど、どこにいても注目を集めるにはやはりポイントがあったんですね!

ASAKO TANAKA
フィガロジャポン編集部エディター。白Tなら、地厚で首の詰まったメンズのヘインズ派! この夏もファニーなTシャツを狙っていきます。

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エレガンスが必要な30代の相棒、アマルのリブTシャツ。(フィガロジャポンJPエディター SAYA YONEKURA)tshirt_d-1.jpg

20代の頃は、メンズアイテムやオーバーサイズのものを選んでラフに着るのが好きだったのですが、30代に突入してからTシャツの選び方は真逆に。素材とディテールをしっかりと見て、コンパクトなサイジングで着ることが多くなりました。カジュアルな印象になりがちなTシャツこそ、エレガンスなポイントが必要だ、と思うようになったからだと思います。いまの私にとってパーフェクトな1枚がアマルのTシャツ。厚手のリブ生地を編み上げた表情のある編地に、しっかりと詰まったネック、袖はやや長めにとられていて、シンプルながらもどこかフェミニニティを感じさせるエッセンスが添えられています。生地の伸縮性も抜群で、フリーサイズですがどんな人にもフィットする安心感。Tシャツ以外も、タンクトップとロンTタイプをカラバリで所有しているほど大好きで、夏はこのTシャツさえあれば上品に乗り切れそうと思っています。

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編み地と首の詰まり具合が私にとって理想の形。

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ブラック・ホワイト・グレーの全カラーをコンプリートしています。9900円で購入。

編集部メンバーのつぶやき。
FUKUSHIMA
袖の部分がパフスリーブのようにも見えてシルエットが可愛い。私も全色買います!

SATO
Tシャツの袖って、捲るのかどうするのかあしらいに迷うことがあるのですが、キュッと絞られたデザインが素敵です。

TANAKA
きちんとしている人に見えるTシャツですね。オフィスシーンに重宝しそう!

SAYA YONEKURA
フィガロJP編集部エディター。ボディメイクを決意して早3ヶ月、ついにジムに入会。ジムに行った後は筋肉痛が2.5日続くのが辛い。アマルのTシャツは、すでに週2ペースで着用中。

コストコのパックTからタイでの購入品まで! エディターが偏愛Tを語る! 夏を彩る相棒Tシャツ。【前編】

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