この夏に着たい水着は「レトロ&プリント」で決まり!
Fashion 2024.07.02
トリキニでも三角ビキニでもなく、今シーズンの水着は楽しげな雰囲気と洗練されたデザインですべての女性を魅了する。
カトリーヌ・ドヌーヴからブリジット・バルドー、そしてウルスラ・アンドレスまで、2024年夏の注目アイテムは、1960年代の若い女性たちが砂浜で着用し、当時のアイコンを真似た小さなビキニだ。当時は少々反逆的な存在で、最初は世界中で驚きをもって迎えられたが、その後、ビーチを席巻し、女性のファッションに新たな風を吹き込んだ。
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この夏、ファッション界ではアンダーワイヤー入りのバルコネット水着が復活し、レトロで花柄やカラフルな模様が施されている。これは1946年に初めてビキニが発表された都市ハリウッドやパリのピンナップガールにオマージュを捧げるもので、オリンピックやApple TVのシリーズ「ニュールック」などのイベントとともに、ますます注目を集めている。ランウェイでは、1950年代から1960年代のレトロなルックがトレンドで、ウエストのくびれたシルエット、ツインセット、ペンシルスカートに低めのヒールなどが特徴だ。
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これはカルヴェン、ミュウミュウ、プラダなどの2024年から2025年の冬のコレクションで見ることができる。このヴィンテージスタイルはすでにビーチでも人気だ。トップモデルのエルサ・ホスクは、「Heavy Manners(ヘヴィー・マナーズ)」とのコラボレーションでデイジーやチェリーのプリントデザインにフリルをあしらった水着を披露し、ジジ・ハディッドはInstagramでプリーツのサテンビキニトップを着てセクシーな自撮りを投稿している。このように、太陽の下でセクシーなふたりは、かつて写真家スリム・アーロンズが撮影したアイコニックなイメージを彷彿とさせるスタイルを披露している。
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レトロなビキニとプリントの組み合わせがこの季節のトレンドであることがわかる。エミリー・ラタコウスキーは、自身のブランド「Inamorata」の水着を着用し、6月初旬にニューヨークの街中で「シティキニ」というスタイルで登場した。
さらに、カルツェドニア、Ysé(イゼ)、MANGO、Meridian Swimwear(メリディアン・スウィムウェア)などのブランドも、プリントが施されたバルコネットビキニトップや、より控えめなモノトーンのトーンで、エレガントで洗練されたデザインを提供している。
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text: Ségolène Wacrenier (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi