ヴァシュロン・コンスタンタンが、歴史を象徴するタイムピースを特別公開。

Fashion 2024.08.01

ヴァシュロン・コンスタンタンは、8月3日より、3世紀にわたるメゾンのヘリテージコレクションの中から厳選したタイムピースをお披露目する『FROM GEOMETRY TO ARTISTRY(幾何学から芸術性へ)』展を開催。

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本展では、1915年に制作された女性用ロザンジュ型(ひし形)腕時計も登場。アール・デコ様式の大きな影響を受けたこの時代に、メゾンは時計ムーブメントの小型化を実現。当時としては極めて斬新な形状のこのタイムピースを発表したことで存在感を示した。

本展は、メゾン所蔵コレクションから、メゾンに息づく豊かな創造性を映し出すタイムピースを厳選してお披露目する特別な機会となる。ヴァシュロン・コンスタンタンのヘリテージ部門は、18世紀の創業時から今日まで、1600点以上にのぼるタイムピースと製造に使用した道具や家具などを所蔵。膨大なアーカイブはメゾン創業時の徒弟契約書を含む時計づくりの歴史と芸術におけるメゾンの取り組みを映し出すきわめて豊かな遺産。それらは本展の希少な資料となっている。

機械をアートやデザインのオブジェに昇華させることは、ヴァシュロン・コンスタンタンが大切にしてきた考えのひとつであり、手描きのデッサンや幾何学的なデザイン画に、技術を組み合わせ、色、形、質感を添えてメゾンならではの美的価値を体現した世界を作りだしてきた。メゾンのタイムピースの技術的な要請は、審美性の飽くなき追求の結晶。時を計測するという本来の機能に留まらず、職人、デザイナー、仕上げ職人、文字盤職人、革職人たちが想像力と持てる力を遺憾なく発揮し、ひとつのタイムピースを完成させるのだ。本展はメゾンのこの創造性を映し出したセレクションにより構成される。

展示品は、19世紀前半に制作されたエレガントな懐中時計から、腕時計の黎明期である20世紀初頭に作られた女性用の洗練されたウォッチ、自由な創造性が花ひらいた1970年代の独創的なウォッチの数々、今世紀に発表されたストーリー性豊かな限定ウォッチなど、どれもタイムピースの歴史の中で輝きを放つ逸品ばかり。

「今回のコレクションは、約270年にわたる歴史を通して、構造化された美的原則を源流とし、非の打ち所がない時計製造技術に基づきながら、それを超越する創造的な追求に勤しんできたメゾンの特徴も体現しています」とスタイル&ヘリテージ ディレクター、クリスチャン・セルモニ氏。コレクションを通じて、比類なき伝統と革新の精神を実現してきたヴァシュロン・コンスタンタンの軌跡を鑑賞しに、ぜひ会場へ足を運んで。

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本展は、世界のヴァシュロン・コンスタンタン旗艦店を巡回するので9日間のみの開催。お見逃しなく!

『FROM GEOMETRY TO ARTISTRY(幾何学から芸術性へ)』展

会期:2024年8月3日(土)〜11日(日)
会場:ヴァシュロン・コンスタンタン SALON 1755 GINZA
東京都中央区銀座7-8-8
0120-63-1755(フリーダイヤル)
営)12:00〜20:00
*事前予約不要

text: Natsuko Kadokura

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