結婚10周年を祝うドレスを披露! オリヴィア・パレルモが結婚披露宴を開催。
Fashion 2024.08.03
オリヴィア・パレルモとヨハネス・ヒューブル、セレブ界のおしどり夫婦であるこのふたりを知らない人はいないだろう。ふたりは2024年7月、ドイツの保養地バーデンバーデンで結婚生活10周年を祝い、3日間をかけてバウリニューアル(夫婦が再度愛を誓い合うセレモニー)を行った。田園風景が広がるゆったりとした雰囲気の中、オリヴィアはドレス4着をお披露目。ファッション界のゴールデンカップルが改めて愛を誓った、美しきパーティーを振り返る。
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熱愛がスタートしたのは17年前(2008年)のこと。それから7年の交際の後、2014年に内輪での結婚式を挙げ、ゴールインしたふたり。元々、オリヴィア・パレルモはファッション業界を舞台にしたリアリティTV番組「The City」で有名になり、ヨハネス・ヒューブルはドイツ出身のモデルとして活躍していた。そして今なお、ファッションショーや広告キャンペーン(トミーヒルフィガーやマンゴのモデルを務めた)、その他ファッション界のさまざまなイベントに登場している。
交際のきっかけは共通の友人からの紹介だった。その5年後には婚約。「カリブ海のサン・バルテルミー島で休暇を過ごしていた2013年の大晦日、僕はオリヴィアにプロポーズしたんだ」とヨハネス・ヒューブルが『ヴォーグ・ウェディング』誌に語ったことは同誌のインスタグラムで確認済み。「それは、ふたりだけの特別な瞬間だった」とも語っている。そして、2014年6月にオリヴィアがふたりが結婚したことをツイッター(当時)で明かした。
その時の結婚式でオリヴィアが見せたカシミアセーターにショートパンツ、チュールスカートを合わせたキャロライン・ヘレナのウェディングドレススタイルは、最高におしゃれだった。「この素晴らしい日は、家族や友人に囲まれて過ごし、プライベートで美しい思い出にしたいと思ったの。ベッドフォード(ニューヨーク州)はとても素晴らしくてロマンチックな場所だわ」と話す。当時、披露宴もおこなう計画があったのだが、今回それが10年越しに実現したかたちだ。
結婚披露宴について、ヨハネス・ヒューブルも「なんとすばらしいウィークエンドだろう。妻に感謝。とてもエレガントでエフォートレスな結婚記念のウィークエンドを友人や家族に囲まれて、ドイツの美しいバーデン・バーデンの地方で過ごすことができた」とインスタグラムでコメント。
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「自分らしさ」が詰まった4着のドレスとは?
オリヴィアは、長年の友人でもあるデザイナーのジャンバティスタ・ヴァリが手がけた3着を含む、4着ものドレスで登場。1着目の白と黒のドレスは、『風とともに去りぬ』のヒロイン、スカーレット・オハラか、はたまたシシィと呼ばれたオーストリア皇后エリザベートを思わせるベアショルダースタイル。2着目はブロンクス&バンコのドレスで、黒のスパンコールが特徴的なテーラードスタイル。3つ目は、アップルグリーンのシルクタフタのショート丈ビスチエドレスにロングトレーンをあしらったもの。
「結婚式は大好きだけど、クラシック過ぎる花嫁スタイルは好きじゃない。どんな時でもおしゃれ心を忘れないようにしている」とヴォーグ・ウェディング誌に語った通り、どれもオリヴィアらしいドレスを披露。最後の4着目はレースドレスで、クロップト丈トップとマーメイドスカートに長いトレーンがついたものをチョイス。ヘアには最新流行のウェットスタイルを取り入れ、ボブをひきたてつつ、ドレスとのコントラストをつけた。
会場はバーデン・バーデンの代表的なスポットを使い、競馬場でのランチのほか、ブレナーズ・パークホテル&スパのレストラン、ヴィンターガルテンや同地の人気レストラン「エバナット」など複数のレストランを使用。桜の枝が飾られ、シェフによるディナー、ボランジェのシャンパンなど、まるでロイヤルファミリーのセレモニーのような雰囲気の中、最高にシックな結婚記念日となった。
text : Justine Feutry (madame.lefigaro.fr)