ディオールの象徴「カナージュ」を表現した新作ジュエリーに注目!
Fashion 2024.08.13
ディオールを代表するコードであるグラフィカルな「カナージュ」パターンを強調した新作ジュエリー「マイ ディオール」が9月に発売開始。
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「マイ ディオールは、まさに私自身の『マイ(MAILLE)』(フランス語でメッシュの意)なのです」と語るファイン ジュエリーのクリエイティブ ディレクターであるヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ。彼女はメゾンの歴史とヘリテージに捧げる情熱を込めたオマージュの一環として、「マイ ディオール」コレクションの比類なきクリエイションを通じて、アイコニックなカナージュを強調。
カナージュの原点は、1947年にパリのモンテーニュ通り30番地で開催されたクリスチャン・ディオールによる初のコレクション ショーにて、オートクチュールサロンに並べられたナポレオン3世様式の籐張りの椅子を装飾していた模様だった。創設者であるクチュリエが携えていた建築美へのセンスを想起させる調和の取れたラインが構築するカナージュは、以来、シーズンを追うごとにディオールが体現するエレガンスのシンボルのひとつとして根付いている。
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この新作ジュエリーのインスピレーションは、メゾンのこうしたストーリーのほかにも、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ自身が幼少期にディオール ブティックを訪れた記憶と、そこで出会った洗練された女性たちをも想起させる。
「マイ ディオール」は、カナージュモチーフをゴールドの糸を編み込んだ優美なデザインで表現した気品あふれるリング、イヤリング、ブレスレットで展開。繊細に絡み合った麦の束を想起させる緻密なメッシュは、卓越した職人技により生み出された精巧なクリエイションへと昇華し、内側にリボンのようにしなやかなゴールドのバンドを組み合わせたことで、モチーフがより際立つ仕掛けとなっている。イエロー、ピンク、ホワイトゴールド製のモノクローム、またはツートーンのほか、ダイヤモンドをパヴェセッティングしたデザインも登場。11月にはゴールドとラッカーを組み合わせた新作も加わるので、こちらも見逃せない。ディオール スタイルの不朽の魅力を携えたコレクションはスペシャルな輝きを放つ。
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text: Natsuko Kadokura