カルティエが、アイコニックなふたつのウォッチの日本限定モデルを発売。
Fashion 2024.09.24
カルティエは今年、日本に最初のブティックを開いてから50周年。それを記念して、ウォッチコレクション「サントス ドゥ カルティエ」と「パンテール ドゥ カルティエ」の日本限定モデルを国内のカルティエブティックおよび公式オンラインブティックにて、9月25日より数量限定で発売する。
「パンテール ドゥ カルティエ」の日本限定モデルは、日本の伝統工芸から着想を得て、ダイアルにはテキスタイルや着物を染色するために使用される、薄い型紙の美しい模様をインスピレーション源にデザイン。これは、20世紀初頭にメゾンが日本の美学の本質的なデザインを重要なインスピレーションとしてクリエイションに取り入れ始めたことと深い関係があり、新作の着想源となった型紙は、3代目当主ルイ・カルティエ個人のアーカイブから発見されたもの。
カルティエにおけるパンテールの歴史は、1914年に発表されたジュエリーウォッチに始まる。その後ウォッチコレクションの「パンテール ドゥ カルティエ」が1983年に発表され、華やかな80年代に瞬く間に人気を博し、メゾンの象徴としての地位を築き上げた。この日本限定モデルには、その歴史と豊かなストーリーが凝縮されている。
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一方、サントス ウォッチの歴史は1904年に遡る。カルティエの3代目当主ルイ・カルティエは、友人の飛行家アルベルト・サントス=デュモンのために、飛行機の操縦桿を操作しながら時間を確認できるウォッチとして角形の腕時計をプレゼントしたのが始まりだ。この世界初の男性用腕時計は時計製造に革命をもたらし、以来、「サントス ドゥ カルティエ」は自由を愛するパイオニアの精神とスタイルを備えたウォッチコレクションとして愛されている。
今回の日本限定モデルのミニッツマーカーは、風防の裏面からエングレービングで施されている。また、通常の「サントス ドゥ カルティエ」のベゼルには鏡面仕上げが施されているが、この限定モデルにおいてはサテン加工が採用されているうえ、ダイアルはグレイン加工のマットな質感の採用により、より落ち着いた印象に仕上げられているのが特徴。メンズライクなデザインが好きな女性にもおすすめだ。
カルティエ カスタマー サービスセンター
0120-1847-00(フリーダイヤル)
text: Natsuko Kadokura