創造力に寄り添う、大島真帆のレザーアイテム。
Fashion 2024.10.09
PROMOTION
注目を集めるバンドのボーカルとして活躍する大島真帆さん。ファッションが大好きという彼女に、愛用するレザーアイテムへの思いを語ってもらった。
大島真帆(ミュージシャン)
6人組のシティソウルバンド「Penthouse(ペントハウス)」のボーカルとして活躍する大島真帆さん。ステージではパワフルな歌声で観客を魅了する大島さんは、可憐な佇まいと、誠実に言葉を紡ぐ姿が印象的だ。プロのミュージシャンであると同時に、人材系企業の社員でもある大島さんが大切にするレザーアイテムには、歌や仕事への真摯な思い、そして家族との温かな思い出が詰まっていた。
---fadeinpager---
「ずっと歌い続ける」という思いを込めたパスケース。
もう8年近く愛用しているという鮮やかなイエローのパスケース。表面には「SING FOREVER」という文字が刻印されている。
「大学の卒業旅行に行った時、記念に買ったものです。就職が決まっていて、これから大変なこともあるだろうと考えた時に、日々自分に元気をくれるものを持ち歩きたいと思って、このイエローを選びました。自分の好きな文字を入れられると知って、ぱっと頭に浮かんだのがこの言葉です。当時は歌手になる夢をいったん諦めて就職することを決めたのですが、歌い続けたいという強い気持ちも残っていて。そんな思いを忘れないように記しておこうと思ったんです」
新社会人としての決意と、消えることのない歌へのピュアな情熱を胸に、通勤時に必ず携えていたパスケース。一度、帰宅途中に落としてしまったこともあったという。「雨が降っていたのですが、夜に『探してくる!』って家を飛び出して、駅までの道を辿って行ったんです。無事に再会できた時はうれしかったですね」と懐かしそうに語ってくれた。
「ずっと歌い続ける」と刻んだ言葉を実現するチャンスが訪れたのが6年前。大学時代の音楽サークルの同期に誘われてPenthouseに加入、会社員と同時に歌手としての道も歩みはじめた。「就職してからはがむしゃらに仕事をしてきましたが、どこかで満たされない気持ちも抱えていたので、声をかけてもらった時はふたつ返事で引き受けました。いまは一度諦めかけた夢の途中にいるという感覚。このパスケースは、見るたびに"ずっと歌い続けよう"という初心に戻れる、そんな存在なんです」
---fadeinpager---
レコーディングやライブの現場に欠かせないペンケース。
「会社員としての経験や仕事で出会う人々が、音楽活動にもいい影響を与えてくれています」と語る大島さん。現在も日々仕事をこなしながら、精力的に音楽活動を行っている。レコーディングやライブの現場に必ず持っていくというのが、美しいブルーのペンケースだ。
「これは10年ほど前に母が旅のお土産に買ってきてくれたもの。最近はタブレットで楽譜や歌詞を管理しているミュージシャンも多いですが、私はいまだに手書き派なので、ペンケースは必需品なんです。Penthouseはツインボーカルのバンドなので、自分が歌うパートに色ペンで印を付けたりしています。レコーディングやライブには必ず持って行きますね。細身で軽いので持ち運ぶのが楽。革ならではの柔らかい質感や、筆記具がたくさん入るところも気に入っています」
読書の時間を豊かにしてくれる、大切な相棒。
大島さんは多忙な合間をぬって、最近よく読書をしているという。
「音楽活動をするなかで、歌詞を書く機会が増えたり、インタビューを受けたりするなど、"言葉"を使うことが多くなってきて。せっかくなら豊かな言葉を紡げるようになりたいと思い、就職してからしばらくできていなかった読書を再開しました。よく読むジャンルは小説で、瀬尾まいこさんが好き。新作が出ると必ず読んでいます。
このレザーのブックカバーは最近買ったものです。心が躍るようなブックカバーがあるだけで、本を読む時間がいっそう豊かになると思って。繊細なカットワークや、経年変化を楽しめそうな色合いに惹かれました。これから大事に育てていくのが楽しみです」
---fadeinpager---
使えば使うほど、愛着も増していく。
大島さんにはもうひとつ、これからじっくり育てていきたいというレザーアイテムがある。30歳の誕生日に母親から贈られたというハンドバッグだ。
「この先何十年も使えるような、もしかすると将来私の子どもにも引き継げるような上質なものを、と考えて選んでくれたみたいです。これを持つだけでワンランク上のスタイルになるような存在感。結婚式のようなフォーマルな場にはもちろん、あえてデニムなどのカジュアルなスタイルにも合わせてみたいです。夫と出かける時や、両親との家族旅行にも持って行きたいですね」
大島さん自身、夫の就職祝いにレザーの名刺入れをプレゼントしたことも。レザーアイテムは、自分や大切な人の人生の節目を彩る特別な存在になっている。
「多少値が張っても心から納得できるものであれば、長く使い続けられて日々幸せな気分にさせてくれる。両親からそう教わってきたので、心ときめくものに出会ったら、自分で使う場合でも、人に贈る場合でも、思いきって購入するようにしているんです。レザーアイテムは、そうしたものの筆頭。愛情をもって接すれば必ず応えてくれるし、使えば使うほど愛着も増していく。自分と一緒に年を重ねて、味わい深くなっていくのが魅力だと感じています」
年を重ねるごとに、ミュージシャンとして活躍の幅を広げている大島さん。今後の目標は日本を代表するようなバンドになることだと目を輝かせる。夢への階段を登り続ける彼女の傍らで、愛用のレザーアイテムもさらに味わいを増していくだろう。
1,2,6,7カット目:ニット、ビスチェ、スカート/以上オダカ(S&T)
3,4,5カット目:ワンピース/ミュラー オブ ヨシオクボ(ミュラー オブ ヨシオクボ)
大島真帆 Maho Oshima
1994年東京都生まれ。大学卒業後、人材系企業に就職。2018年、6人組のツイン"リード"ヴォーカル・バンド「Penthouse」に加入。以来、会社員として働きながらプロミュージシャンとして活躍中。11/17、横浜赤レンガ倉庫で開催される『Local Green Festival'24』に出演予定。12/19にはパシフィコ横浜にてワンマンライブ 『Penthouse ONE MAN LIVE 2024 "Laundry" 』を開催予定。ポッドキャスト番組「Penthouseのちょっと音楽が楽しくなるRadio」を配信中。
●問い合わせ先:
S&T tel:03-4530-3241
ミュラー オブ ヨシオクボ tel:03-3794-4037
* 日本タンナーズ協会公式ウェブサイト「革きゅん」より転載
photography: Mirei Sakaki styling: Haruki Okamura hair and makeup: Akemi Ezashi (mod’s hair) interview & text: Yoko Shima