映画『グランメゾン・パリ』に、ブシュロンがパリ本店を撮影場所として提供。どのシーンで登場する?
Fashion 2024.12.29
ブシュロンは、12月30日より公開される映画『グランメゾン・パリ』の冒頭、ガラディナーシーンために、パリ・ヴァンドーム広場本店を撮影場所として提供し、映画に協力。
本作品は、世界最高峰の3つ星レストランを目指すシェフたちの軌跡を描き、好評を博した2019年の連続ドラマ「グランメゾン東京」の続きを描いた物語。型破りなフレンチシェフ・尾花夏樹(演:木村拓哉)と、並外れた味覚に恵まれたシェフ・早見倫子(演:鈴木京香)が「グランメゾン東京」チームとともに、数々の困難に立ち向かうストーリーで広く賞賛された。
連続ドラマに引き続き、塚原あゆ子監督が手がけるこの劇場版は、フランス美食の中心地パリを舞台にした尾花シェフの物語の続き。パリでアジア人初のミシュラン3つ星獲得を目指す尾花とチームの挑戦を描く。2020年にフランスでミシュラン3つ星を獲得したアジア人初のシェフである、レストラン「Restaurant KEI」の小林圭シェフが、本作の料理を全面的に監修しているので、映画に登場する料理もぜひじっくりと目で楽しんで。
ブシュロンのパリ・ヴァンドーム広場本店がロケ場所として使用されているのは、尾花シェフの奮闘を描く物語の始まりとなる、冒頭のガラディナーのシーン。ブシュロンの顧客たち、フランス料理の権威や評論家を模して撮影されたガラディナーで、ゲストたちは華やかなハイジュエリーを身に纏っている。
フランスを代表するハイジュエラー、ブシュロンは、いまではジュエラーの聖地と呼ばれるパリ・ヴァンドーム広場に初めてブティックを構えた歴史あるメゾン。先見性のあった創業者のフレデリック・ブシュロンは、かつて貴族の邸宅だったヴァンドーム広場26番地に移転を決意。1893年以来、現在にいたるまで、広場の一等地であるコーナーに位置するこの場所は、メゾンにとってのアイデンティティともいえる大切な場所として伝統を継承しているのだ。
このヴァンドーム本店4階のアパルトマンは、2018年に行われた大改装によって新たに誕生したスペース。このフロアは、実際にVIP顧客たちが宿泊することもできる空間。限られた顧客のみが訪れることのできる、まさにメゾンの歴史を体感できる場所。映画『グランメゾン・パリ』ではこのアパルトマンをイメージした空間でディナーシーンが撮影されたほか、ブティックの印象的ならせん階段が登場するシーンも。ぜひ映画館でその素晴らしさを堪能して。
ブシュロン クライアントサービス
0120-230-441(フリーダイヤル)
https://www.boucheron.com
『グランメゾン・パリ』オフィシャルサイト
https://grandmaison-project.jp/
text: Natsuko Kadokura