リアル？フェイク？トロンプルイユの魔法にかかる。【2025春夏トレンドリポート vol.6】

控えめで大人しい"クワイエットラグジュアリー"に終わりを告げ、デザイナーたちの個性あふれるクリエイティビティに華が咲いた2025年春夏シーズンを、ファッションジャーナリスト・塚本 香が徹底解説。
>>2025春夏コレクションリポート トップへ

---

Trompe L'Oeil Magic
おしゃれの遊び心にはあえてだまされましょう。

ちらほらと目を引いたトロンプルイユ、だまし絵の手法。プラダはパンツにベルトを、ジャケットに襟を細密に描いて、JWアンダーソンはサテンのドレスにスウェット地を転写。目を凝らさないとわからないディテールはデザイナーたちの心のスケッチ。シュルレアリスム宣言から100年、リアルとフェイクの境界が消えていく現代への問いかけのよう。

---

Prada

>>プラダ - 2025年 春夏コレクション

---fadeinpager---

JW Anderson

>>JW アンダーソン - 2025年 春夏コレクション

---fadeinpager---

Diesel

>>ディーゼル - 2025年 春夏コレクション

---fadeinpager---

Moschino

>>モスキーノ - 2025年 春夏コレクション

>>2025春夏コレクションリポート トップへ

＊「フィガロジャポン」2025年2月号より抜粋