【フィガロジャポン35周年企画】 『ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界』フィガロジャポン読者独占イベントをレポート!

Fashion 2025.05.07

2025年に創刊35周年を迎えたフィガロジャポンでは、「アールドゥヴィーヴルへの招待」をテーマにさまざまな体験イベントを開催中。その一環として4月23日(水)、東京・原宿で開催中の『ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界』をフィガロジャポン読者が独占する、限定イベントが開催された。エクスクルーシブなその様子をレポート。

原宿駅からすぐ、ロエベのファンタジックな世界へ。

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JR原宿駅の表参道口を出てすぐ、ネオンサインで飾られた会場が臨む『ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界』。3月29日(土)に一般公開が開始されてより、平日や週末を問わず来場客が途絶えないほどの人気を集めているこの展示を貸し切る、今回の特別なイベントには、抽選で選ばれた約35名のフィガロジャポン読者が来場。イベントは、フィガロジャポンの森田編集長とこの特別な機会を用意してくれたロエベ・ジャパンの斉藤代表の挨拶からスタートした。

1846年にスペインのマドリードで創設したロエベ。今回の展示ではレザー職人が集う工房として誕生してから世界的なラグジュアリーブランドへとなった現在までの進化の軌跡をプロダクトやアート作品を通して辿っていく。

アーティストのための衣装にため息。

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1950年代にスペインが映画撮影のロケーションとしても人気が高まったことから、ハリウッドスターたちがロエベのアイテムを手に取るように。会場入ってすぐのロエベ創設からの歴史を辿ることのできるスペースには、職人が使用していた工具や当時グランヴィア店のブティックに訪れたセレブリティがサインを残したサインブックのレプリカなど貴重な資料が広がり、その先に現代のアーティストらのショーを彩ったカスタムルックへと辿り着く。

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見所となるのは、ロエベがビヨンセの「ルネッサンス・ワールド・ツアー」のためにデザインしたボディスーツや、2023年のスーパーボウルハーフタイムショーでリアーナが着用したステージ衣装などのレプリカ。この日集まった参加者たちは、静寂が広がる会場の中でロエベの世界に没入し、展示や歴史を物語るアーカイブに真剣な眼差しを向けていく。

ロエベのクラフトマンシップを体感。

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ブランドのアイデンティティである上質なレザーに実際に触れられる空間やまるでアトリエにいるかのように「パズル」や「フラメンコ」「ゲートバッグ」といったアイコンバッグの製造過程を間近に見ることのできるスペースも登場。色とりどりのレザーが吊るされた空間では、実際に手に触れることで上質な質感を堪能しながら嗅覚でも素材を感じ、感嘆の声をあげる人も。

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細やかなパーツのプロトタイプや職人による手の込んだ編みの技術など、普段は目にすることが出来ないクリエーションを体感することでクラフトの奥深さを感じずにはいられない。

ジョナサン・アンダーソンが歴史を作ったルックたち。

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2015年春夏コレクションから、ジョナサン・アンダーソンがクリエイティブディレクターとして手掛けた54体のコレクションピースを集めたスペースは圧巻。ひとつひとつのピースを間近に捉えながら、その圧倒的なクリエイティビティにある人は思わずため息が漏れ、ある人は細部まで観察するように見入っていた。じっくりと集中してクリエイションの細部にまで近づけたのは、フィガロジャポン読者だけのエクスクルーシブな時間だからこそだったのかもしれない。

スタジオジブリ、スナ・フジタ......コラボレーションに没入。

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参加者たちの表情がより華やいだのは、これまでコラボレーションを重ねてきたスタジオジブリや陶芸ユニット、スナ・フジタと創り出したファンタジック世界を楽しめるスペース。『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』とのカプセルコレクションとアニメのワンシーンが壁を飾るブースには、ブラックフェザーに覆われたハウルのウエアやカオナシの面を背中に宿したレザージャケットなど、一度見たら忘れられない貴重なアイテムの展示も。まさにここでしか体験できない貴重な時間を味わっていた。

展覧会や日本限定グッズ、クラフトも並ぶギフトショップ。

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思い思いに展示を堪能した後には、会場に隣接したギフトショップへ。バッグをはじめ、スモールレザーグッズやフレグランス、ボディケアアイテム、アートブックそして民藝の数々がブティックさながらに展示されたショップはこれまでのスーべニアショップとは一線を画す内容。中には、ピンクとブラウンの「ハンモック」バッグや展示会限定のTシャツ、レザーチャームやノートなども並ぶ。ロエベの歴史やクラフトに触れたその目で見つめるアイテムの数々は、きっと違う角度からの魅力が発見できたに違いない。

この特別な展示の開催は、5月11日(日)まで。独占イベント参加者たちが口を揃えて「もう一度見に来たい!」と語っていたこの空間。未体験の人は急いで予約を!

『ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界』

会期:〜5月11日(日)
会場:東京都渋谷区神宮前6-35-6
開)9:00〜20:00 *最終入場時間19:00
入場無料・予約制▶︎予約はこちらから。
*混雑状況により当日入場も受け付け可能な場合があります。

https://www.loewe.com/

photography: Loewe

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