平野紫耀やYUTAも会場に華を添えた、ルイ・ヴィトン 2026春夏メンズ・コレクション。
Fashion 2025.07.02
去る6月24日、ルイ・ヴィトン 2026春夏メンズ・コレクションがパリで開催された。
ルイ・ヴィトン 2026春夏メンズ・コレクションのファーストルック。
メンズ クリエイティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムスによる本コレクションは、「PARIS TO INDIA(パリス・トゥ・インディア)」をテーマに、現代インドの服飾美学が世界の現代的なワードローブに与える影響を照らし出し、メンズ・スタジオの中核にあるダンディズムに反映させている。インスピレーション源は、インドの都市風景、自然、気候・強い陽射しといったものに関連して形づくられた生地、仕立て、色、そして職人技だ。舞台美術はファレル・ウィリアムスの構想をもとに、インドの伝統と現代性を融合させた世界的な建築集団スタジオ・ムンバイのビジョイ・ジェインがデザインした。今回のセットは、古代インドのボードゲーム「蛇と梯子(Snakes and Ladders)」を実物大で再現。このゲームは「可能性」のメタファーとして機能し、ファレル・ウィリアムスがルイ・ヴィトンにもたらす哲学を映し出している。
仕立ての良いスーツにサンダルというこなれ感と遊び心のあるスタイリング。
ルイ・ヴィトンが協力したウェス・アンダーソン監督の映画『ダージリン急行』(2007年)に着想を得たポータースタイルと豪華なラゲッジ。
古代インドのボードゲームをイメージした会場自体がアートのインスタレーションのよう。
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ポンピドゥセンター前の会場には、世界中から豪華なゲストが集結。ルイ・ヴィトンのファッションショーの常連へと仲間入りした平野紫耀やNCT 127のYUTAらが会場に華を添えた。
平野紫耀。「ルイ・ヴィトンのショーは、毎回驚きと感動がありますが、今回も本当に素晴らしかったです。とくに今回の楽曲や会場の世界観、コンセプトやモチーフまで、すべてが印象的で心を動かされました。その空間に立ち会えたことを改めて光栄に思います」とコメントを寄せている。
NCT 127のYUTA。「ショーの音楽に引き込まれながら、新作コレクションに心躍りました。なかでも動物や木などのモチーフが描かれたバッグに目を引かれました。インドへの旅の映画がモチーフのアイテムと聞き、さらに興味がわきました」と語っている。
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平野紫耀が着用したアイテムは、2025 秋冬メンズ・コレクションと「LV バターソフト スニーカー」、ファインジュエリー・コレクション「ル ダミエ ドゥ ルイ・ヴィトン」のリング、ウォッチ「タンブール コンバージェンス」。
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YUTAが着用したアイテムは、2025 秋冬メンズ・コレクションと「LV バターソフト スニーカー」、ファインジュエリー・コレクション「ル ダミエ ドゥ ルイ・ヴィトン」のジュエリー、ウォッチ「タンブール オトマティック ローズゴールド」。
ショー会場フロントロウでの平野紫耀とYUTA。
text: Natsuko Kadokura