現地時間2025年9月29日(月)からスタートした2026年春夏パリファッションウィーク。現地取材に向かったファッションエディターの栗山愛以がその審美眼で、オフランウェイで気なったお洒落さんたちをひとり残らずスナップ!スナップ! パリ直送&随時更新でお届け。
上質なエフォートレススタイル。

今季もPRを担当している西條真希さん(右)から案内をいただき、NY発のブランド、ローレン マヌーギアンのショールームへ。デザイナーのパートナーであるクリス・ファイヤオブドと共に写真に収まってもらった。私の趣味とは異なる世界観ではあるが、スタッフの皆さんは、ブランドの上質でエフォートレスなルックを自然体で着こなしていていつも素敵だな、と思っている。
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攻めたかわいらしさ。

ファッション ウィーク初日に開催された、アントワープ出身のデザイナー、Julie Kegelsのショーに都合がつかず出席できなかったため、ショールームへ。細身の長身で、自身の服が一番お似合いのJulieをスナップ。変形ソックスやシール状のネックレスなど、一見かわいらしいが細部をいろいろ攻めていて面白い。
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いつも賑やか。

ドーバー ストリート マーケット パリで行われたプレゼンテーションに行ったところ、入り口にアーティストのPZ TODAY(左)が。詳しい話は聞けなかったが、チアガール風ポンポン付きニットやバレンシアガのバッグ+シューズ、ルーズソックスにキティちゃんチャームなど、いつもながら楽しい装い。
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メリハリシルエットに釘付け。

アクセサリーブランド、ディヘラの展示会で、デザイナー、ステファニーの装いが気になりスナップ。タイツはバレンシアガ、ボリュームのあるボンバージャケットはジュンヤ ワタナベだそう。メリハリのあるシルエットが目を引く。
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ガーリー+ゴス。

いつもよりシックなコレクションを発表したヴァレンティノのショー会場でエディターのティッシュ・ワインストックを見つけて声をかける。基本的にゴステイストだが、ガーリー要素も自分のものに。タイツの色が絶妙。
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主役はフィービー ファイロのパンツ。

「私も後ろにジップが走るフィービー ファイロのパンツ持ってます!」と共感し、サカイのショーが始まる前、抹茶を飲んでくつろいでいたバーグドルフ・グッドマンのYumi Shinさんに声をかける。シックな色でまとめているが、ベルトの締め方やシューズに白を選ぶところが上級者。「私もあなたのスタイル好きよ! いつも見てるわよ!」と言ってくださって感無量。
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シャネルを自分流に。

今季、パリ ファッション ウィークの最大の目玉と言っていいシャネルのショーに、モトーラ世理奈さんが来場。何度か取材や撮影をしたことがあるからか、モトーラさんから声をかけてくれた。シャネルを自分なりに工夫してスタイリングしていて好感が持てる。
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センシュアルなドレスをラフに。

マティエ フェカルのショーの開場を待つ間に撮らせてもらった、モデルのSuzi de Givenchyさん。素敵な笑顔からもわかるように、とっても優しい方だった。センシュアルなドレス+ピンヒールにサカイのボンバージャケットをさらりと羽織っている。肩の力が抜けた自然体の着こなしがかっこいい。
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インパクト小物に釘付け。

マティエ フェカルのショー会場にてデムナ時代のバレンシアガの常連モデルMinttuもキャッチ。オールブラックに、小物使いでインパクトを出している。
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シンプルでもキャラが際立つ。

ドリス ヴァン ノッテンのショー会場にいたダンサー、モデルのBritt Liberg。ダークカラーのセットアップにメゾン マルジェラのシューズの白を効かせている。その独特のキャラクターゆえ、シンプルなスタイルでも目を引いてしまう。
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上級レイヤード。

今季も出会った顔見知りのスタイリスト、Jamie-Maree Shipton。パリファッションウィーク初日に開催された新進ブランド、ジュリ ケーゲルのショーのスタイリングを担当した後、ホダコヴァのショーに駆けつけていたところをスナップ。細かいレイヤード術はさすが。ヘアの毛先のオレンジもアクセントになっている。
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アップカミングブランドをサイクリング仕様に。

今年のLVMHプライズのファイナリストにもなった新進ブランド、ゾマーのショーの後、自転車に乗って信号待ちをしていたインフルエンサーのManon Teixeira Da Silvaが気になって思わず声をかけてしまう。2025-26年秋冬ゾマーの前後逆のデザインのルックを着用しているのだが、運転を見越してか、スカートの下に着たイエローのショーツの色合わせが完璧。






