COLLECTION
2021/22 Autumn & Winter
Brand
Dolce&Gabbana
ドルチェ&ガッバーナ
ロボットと90年代を融合したドルチェ&ガッバーナ。
ドルチェ&ガッバーナの21年秋冬コレクションのランウェイには、イタリア技術研究所の(IIT)の多機能ヒューマノイド(人間のような)ロボット「iCub」と「R1」がモデルとともに登場。テーマはずばり「ネクストチャプター(次の章)」。90年代に一世を風靡したスーパーモデルのスタイルを、デジタルの世界を通して新たに解釈した。
90年代に流行したランジェリーディテールのセットアップは、光沢感のあるナイロンに包まれて近未来のレイヤードルックに変身。レインボーヘアのモデルは、メタリックシルバーのドレスやボリュームのあるブーツを着こなし、ロボットをイメージさせるルックス。なかには、肩を強調したオーバーサイズのボクシージャケットや、ブランドの永遠のアイコン、レオパード柄が輝くネオン色のダウンジャケット、トゥーマッチなほど大きなパールネックレスなど、ユニークなピースも登場した。br>
ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナは、‟クラシックなスタイルをコンピュータで読み直しデータ送信した時に、突然の不具合によって思いがけないシェイプやボリューム、ディテールが生まれる”、そんなイメージを膨らませてデザイン。
‟90s”‟TOP MODEL”などのロゴ使いや、フェイスシールドなど今年らしいアクセサリーを加えて、ブランドのDNAと現代のロボット技術を紡ぐストーリーをパワフルに表現した。
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©DOLCE&GABBANA, texte:MAKI SHIBATA
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