自分に、あの人に贈りたい!ギフト企画~エディター編~vol.8 ニッポンが誇る技と心を最新モードに映した贈り物。
Fashion 2016.12.05
気付けば街中のイルミネーションがあちこちで点灯し始め、いよいよホリデーシーズンまっしぐら。時節柄、頭に浮かぶのは「贈り物」。自分へ、そして大切なあの人へ。フィガロ編集部員が選ぶ、こだわりのギフトを紹介。ファッション担当の編集MAがセレクトするアイテムは?
リング右から、(18KYG)¥33,480、(18KYG×ダイヤモンド)¥95,040/ともにKAORU(KAORU 伊勢丹新宿店)
For Myself 京都の町家で生み出される、KAORUのリング
秋を過ぎて着る服が変わるとともに、アクセサリーはネックレスやブレスレットからリングにシフトするのが例年の個人的なパターン。そんなある日、目に留まったのがKAORUのリングです。デザイナーの中西薫さんが、自身が生まれ育った京都で職人たちと一緒に作り上げるジュエリーは、手作業ゆえに生じるゆがみやいびつさが逆に魅力。繊細なのにどこか骨太な逞しさがあり、暖かみの一方で凛とした鋭さも感じさせるそのリングを前にして、思わず2つまとめて手に取ってしまいました。単独使いでももちろん素敵ですが、ぜひ重ね付けで楽しみたいと思います。
>>母に贈る、ジャパンブランドのバッグ
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バッグ「アリエス イオ」(H33×W33×D1cm※平らにした場合)¥37,800/バルコス
For My Mother 鳥取から世界に放つ、ハナアフのバッグ
旧知の友人が手掛け、鳥取県の倉吉を拠点に国内外に展開しているバッグメーカー、バルコス。震度6弱を記録した先日の大地震にもくじけず新しい提案を次々と発信しているのは、同年代として頼もしいと同時に、次はどんなバッグが出るのかついチェックしてしまいます。折り紙のように折ることでさまざまに形を変えるハナアフのアリエスシリーズは、海外での人気ぶりから逆に日本での注目度が高まったという看板モデル。先日ビビッドなカラーブロックのポシェットを母に贈ったら、「ひとつで何個も持っているみたいで楽しい」と毎日愛用しているので、シックな色合わせのトートバッグを2個目として贈りたいです。