6人の女が教える、ジュエリーと私のとってもいい関係。 パリシックな女にふさわしい、意志のあるジュエリー。
Fashion 2016.11.21
肌身離さず着けるものだから、毎日愛用するジュエリーは自分らしさを象徴する、なじむものがいい。ヘアメイクのバランスとともに、それぞれのスタイルに合わせたジュエリーを提案します。6人の女が教える、ジュエリーと私のとってもいい関係。パリシックな女、クリスの場合は?
ハンドニットベスト¥192,240、ブラトップ¥38,880、バングル¥59,400/以上ペレック(TAKU&Co.) デニムパンツ¥10,692/ベランダ青山
“空気を孕んだゆるゆるのパーマヘアで仕上がる、脱力系のいい女。”
パリシックなおしゃれを得意とするクリスのヘアスタイルは、ゆるいパーマがかかった鎖骨が隠れるくらいのミディアムレングス。ワックスを揉み込んでバサバサと手櫛で整えればいいだけの、キメすぎないエフォートレスな雰囲気がいまっぽい。大人の女の表情をコケティッシュに魅せる厚めのバングスもポイント。
ブラトップにざっくりとしたローゲージのニットベストをオンして大胆に素肌を露出しながらも、ブルージーンズでほどよくカジュアルダウン。大人の女のコーディネートに、自然体のミディアムパーマヘアが熟れた雰囲気を醸す。そんなクリスに似合うジュエリーとは?
>>毎日着けたい、華奢なシルバーチェーン。
---page---
ネックチェーン¥23,760/クロムハーツ(クロムハーツ トーキョー) ピアス/モデル私物
“シルバーチェーンに色香を添える、熱を帯びたボルドーリップ。”
お守り代わりのように毎日着けていたいネックチェーンは、飾り気のないものだからこそ質実剛健なブランドを選びたい。鎖骨のうえにきれいに収まる長さや肌に添うしなやかさは、着けていないと不安になるほど着け心地がいい。
そんなクロムハーツのシンプルなネックチェーンに似合うのは、大人の女の色香と強い意志を主張する、濃厚なボルドーのリップ。口元にワンポイントメイクを施すなら、今季は深みのあるマットなボルドーを。あえて艶なしにすることで、媚びない印象に。
>>ティファニーのあのアイコンリングをレイヤード。
---page---
リング(上から)「ティファニーTカットアウトリング」(SIL)¥76,680、「ティファニーTワイヤーリング」(18KWG×ダイヤモンド)¥226,800、「ティファニーTワイヤーリング」¥106,920、「ティファニーTラップリング」(18KWG×ダイヤモンド)¥351,000/以上ティファニー (ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)
“ローゲージニットに映える、シルバーとホワイトゴールドのレイヤードスタイル。”
首元をシンプルなネックレスで飾ったら、手元はリングのレイヤードでパワフルさを演出するのがパリジェンヌ流クリスのスタイル。グラフィカルなTのデザインは、指先をさりげなく彩る精悍な佇まいが魅力。Tのカットアウトされた太めのシルバーリングを右手にひとつ。左手はダイヤモンドがあしらわれたワイヤーリングや指にぐるりと巻き付けるラップリングでレイヤード。
白のモコモコしたニットに主張しないベージュのネイルが、気取りのないカジュアルな雰囲気に。シルバー、ホワイトゴールド、そしてダイヤモンドの輝きのレイヤードが、日常にリュクスな華やぎをもたらしてくれる。
>>クリスがいつもジュエリーを置く場所とは?
---page---
コードネックレス「トリニティ ドゥ カルティエ」¥272,700、チェーンネックレス「トリニティ ドゥ カルティエ」¥251,100/ともにカルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター) パールピアス「リファインド リベリオン シグネチャー ブラック イヤリング」(18KYG×黒蝶真珠×ブラックスピネル)¥194,400/TASAKI リング「フュージョンリング01」(18KYG×カルセドニー×トパーズ)¥216,000/マダン(ユイボックス) アンティークトレイ¥9,720、緑色のリングケース¥24,516、その他のリングケース各¥19,548/以上ラ・シエネガ
“芯の強さと意志を兼ね備えたジュエリーが、女をさらに強くする。”
アンティーク風の色石デザインや、肌になじむ繊細なチェーンがお気に入りのパリシック代表クリス。彼女のジュエリーには、カルティエの「トリニティ」のモチーフが印象的なコードネックレスや3色のチェーンネックレス。妖しい輝きのブラックスピネルをキャッチにしたタサキの黒蝶真珠のピアス。そして指からこぼれそうなほど大ぶりの色石が鎮座するマダンのリング。ブルートパーズとブルーカルセドニーの異なる半貴石を合わせた新しい表情が魅力だ。どれも主張しすぎず、それでいて力強さが宿ったジュエリーが揃う。どれもインディペンデントな大人の女性にぴったり。
▼Aiの場合
▼Natyの場合
▼Xioの場合
▼Kikunoの場合
▼Akaneの場合
photos:MASAHIRO SANBE, stylisme:CHIAKI UTSUNOMIYA, coiffure:KOICHI NISHIMURA (angle), maquillage:MASAYO TSUDA(mod’s hair), collaboration:UTSUWA