【写真】エリザベス女王、ファッションクイーンの歴史。

Fashion 2021.04.22

厳しい王室の規則に従いながらも、いつもおしゃれ心を忘れないエリザベス女王。ときに荘厳で、ときにチャーミングなファッションクイーンのスタイルを、写真と共に振り返ろう。

【記事本文】エリザベス女王の歴代ドレスに隠された秘密とは?

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1. 大きな襟にウエストを絞ったニュールック風のドレスの若き女王。(ロンドン、1957年7月1日) photo:Abaca

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2. 桜を思わせるピンクのトータルルック。(東京、1975年5月12日) photo:Abaca

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3. ティアラをつけた格式あるルックでも、手袋をはめた手首にハンドバッグが。(エディンバラ、1977年5月24日) photo:Abaca

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4. ときに冷やかされることもある女王の独特のスタイルは、厳しい規制のある王家のドレスコートに即したもの。(ロンドン、1982年7月1日) photo:Abaca

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5. アニスグリーン、ピンク、ひよこイエロー。女王の偏愛カラーは、彼女の存在が一目でわかるための方法でもある。(ウィストレアム、2014年6月6日)  photo:Abaca

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6. 第一に、女王は遠くからでも見分けのつく存在でなくてはならない。そしてその服装については、透ける素材はご法度、真冬でも、陛下にとって絶対に着心地の良いものでなくてはならない。(ノーフォーク、2009年2月3日) photo:Abaca 

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7. かぶり物のほうは、頭にきっちりと固定され、どんなに大風が吹いても決して飛んでいかないのが自慢。こちらは決して、女王の顔を隠すようなことがあってはならない。(フランクフルト、2015年6月25日) photo:Abaca

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8. エリザベス女王のルックといえば、思い浮かぶのはプリント、カラーブロックのコート、羽根飾りやベール、リボン飾りのついたおそろいの帽子、そして手袋をはめた手首から離れることのない、あのハンドバッグ。(アスコットのレースにて、1954年6月6日) photo:Abaca

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9. ハンドバッグの他に、欠かせない小物はブローチ。(ロンドン、2012年11月27日) photo:Abaca

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10. 王家のファッションは、女王が迎えるゲストの感性を考慮した外交的な要素も考えられている。(ニュージーランド・オークランド、1977年2月22日) photo:Abaca

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11. 在位50年を祝ったニュージーランド訪問では、1953年の戴冠式に贈られた自分のキウィのコロワイ(羽根でできたマント)を着用。(マラエ、2002年2月25日) photo:Abaca

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12. ヴァチカンで法王と会談する際には、綿密にカトリックの伝統を尊重している。そのため、1980年にヨハネパウロ2世と会見した時には、英国国教会の最高権威者である彼女も、黒いシルクビロードのワンピースに、ベールをかぶった。 photo:Abaca

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13. 女王自身の依頼で、靴のヒールは7センチ以下。そして履きやすいようにあらかじめ柔らかくこなされている。(フィリップ王配と。デュッセルドルフ、2004年11月4日) photo:Abaca

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14. 真珠のネックレスは3連がお気に入りで、年月を経るうちに、かのブローチと同じくらい、なくてはならないアイテムになったようだ。(バークシャー、2012年6月22日) photo:Abaca

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15. 60年以上の在位中に、4人のデザイナーが女王の衣装を担当。エリザベス女王は決してまねのできないスタイルを確立した。(ロンドン、1957年11月4日) photo:Abaca

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16. 新しいファッションを打ち出すことはなかったが、時代のトレンドも取り入れてきた。ロンドンを遠く離れれば、70年代にはジーンズも! photo:Abaca

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17. 1951年、オタワのダンスパーティで、ニュールック風のウエストをマークしたドレスに身を包み、くるくると踊っていた若き女王の姿を、誰が覚えているだろう? photo:Abaca

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18. 1953年6月2日の戴冠式で、エリザベス女王のドレスはノーマン・ハートネルのデザイン。 photo:Abaca

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19. こちらもお気に入りのクチュリエ、サー・ノーマン・ハートネルのデザイン。戴冠式の日のソワレのドレス。(ロンドン、1953年6月2日) photo:Abaca

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20. 今日では、ロンドンのバッキンガム宮殿でも、国内や海外に公式訪問するときでも、エリザベス女王の衣装は、スタイリストのアンジェラ・ケリーが担当している。(ヴィミー、2007年4月9日) photo:Abaca

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21. 女王は常に、服装規定に従ってきた。(ウィンザー、2009年6月15日) photo:Abaca

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22. その適応能力は常に健在。アブダビのシェイク・ザイード・グランド・モスクを訪問した時は、スワロフスキーのクリスタルをちりばめたゴールドのアバヤ(アンジェラ・ケリーのクリエイション)に靴を脱いだスタイルで。(アラブ首長国連邦、2010年11月24日) photo:Abaca

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23. 義務に忠実でどんな時でもストイック。日陰でも40度を超える場所でも、女王は決して汗をかかない。(リベリア・アンティグア、1977年) photo:Abaca

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24. プライベートの外出では、とてもシンプルな服装。(ウィンザー、2011年5月11日) photo:Abaca

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25. しかし、議会の開会式では、ファーにティアラ。(ロンドン、2008年12月3日) photo:Abaca

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26. しきたりとプライベートの間で、厳格そうな外面の下に、エリザベス女王はいつもおしゃれ心を覗かせている。(トロント、2002年10月10日) photo:Abaca

text:LISA KASSAB (madame.lefigaro.fr)

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