古代ローマと未来へ想いを馳せる、ブルガリのビー・ゼロワン。
Jewelry 2019.03.01
1884年、イタリアで誕生したブルガリは、1999年にローマのコロッセオに着想を得て、「ビー・ゼロワン」を生み出した。それまでになかった技術を発展させ、伝統的なトゥボガス(イタリア語でガスチューブの意味)技法をもとに、中心に空洞を作るように斬新なスパイラルを描いたのだ。
その後、200万ピース以上もの「ビー・ゼロワン」リングを世界中に送り出し、彫刻家のアニッシュ・カプーアや建築家の故ザハ・ハディッドというふたりの巨匠とのコラボレーションも発表。大胆で華やかなこのジュエリーは、誕生から20年、さまざまなデザインで人々を魅了し、ブルガリのアイコンとして愛され続けてきた。
そして2019年、誕生20周年を祝し、誕生当時のオリジナルデザインであるアイコニックな5バンドリングを復刻、さらに、2017年に故ザハ・ハディッドとのコラボレーションで生まれた「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」の新作を発表した。


最もベーシックなリングは、細長いストリップを巻き付けるだけで作り上げられる。トップとボトムには「ブルガリ・ブルガリ」のロゴを刻印。左から(YG)¥259,200、(WG)¥275,400/ともにブルガリ(ブルガリ ジャパン)
記念コレクションのひとつ。独特な建築スタイルを作り上げた故ザハ・ハディッドと2017年に作った「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」をベースに、中央部分にホワイトのセラミックを用いた。リング(PG×ホワイトセラミック)¥297,000/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)


左「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」より、ブラックのセラミックを中央に用いたネックレス。(PG×ブラックセラミック)¥351,000 右:パヴェダイヤモンドをちりばめた華やかなデザインは、イヤリングでも登場。(PG×ダイヤモンド)¥334,800/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)