あのスタイリストに学ぶ、これからのジュエリー観。 スタイリスト丸山佑香、ジュエリーの身に着け方。

これまで多くのアイテムに触れてきたジュエリーラバーのスタイリスト4名に、普段、そして今後のジュエリー選びについて聞いた。

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YUUKA MARUYAMA　丸山佑香

アクセントとして効かせる、大人の楽しみ方。

丸山佑香のモットーは、“服はシンプルに、ジュエリーで遊ぶ”こと。小ぶりながらさまざまな色のカラーストーンのあしらいに個性が光るマリーエレーヌ ドゥ タイヤックのリングをはじめ、ブラックで統一したボーイッシュなスタイルの中でさりげなく輝くジュエリー使いが印象的だ。

右手薬指で輝くマリーエレーヌ ドゥ タイヤックのカラーストーンリングは、コロナ禍直前にパリコレを訪れた際、現地でデザイナー本人が立会いの下で購入したという思い出深い一品。

「最先端のトレンドファッションで全身を固めている人より自分に合うものを知っている女性に憧れるから、そこにジュエリーを足していくのが大人の遊びだと思っています。選ぶジュエリーに一貫性はないけど、デザイン性、そして背景があるものが好きですね」

クロムハーツのピアスとマリア ブラックのダイヤモンドピアスを合わせて。軟骨のボディピアスは「マスク生活だし、最近イライラしたから開けた（笑）」のだそう。

購入予定のサン メイアのコインネックレスは中央にダイヤモンドが配置されていて、ハルポのネックレスはナバホ族が作ったパールを使用したもの。「ともに控えめな存在感でひとり勝ちせず、アクセントにもなる。この塩梅が理想です」

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WISH LIST

「中が空洞になっているから、とにかく軽い」というナバホパールのロングネックレスは、すでに所有しているパールサイズが異なるタイプとのレイヤードを想定している。ネックレス（SLV×真珠）¥45,100/ハルポ（ロンハーマン）

コインネックレスの原型といわれる6ペンス硬貨に近い大きさのペンダントトップは、丸山が探し続けてようやく見つけた理想のサイズ感。ネックレス（18YG×ダイヤモンド）¥374,000/サン メイア（ロンハーマン）

YUUKA MARUYAMA／多くのモード誌、広告、アーティストのスタイリングで活躍。同号の、ジュエリー特集内「夏子と○○○と秋の空。」でのスタイリングも務めた。

＊「フィガロジャポン」2022年1月号より抜粋