「私」を語る、大切な宝ものたち。 デザイナー、大久保節子のジュエリーコレクションを拝見。

Jewelry 2024.01.24

おしゃれなあの人が愛用するウォッチ&ジュエリーを拝見。自身を飾り、眺めるだけでも喜びをくれる大事な宝ものとの暮らしや、とびきりのストーリーを紹介。

Setsuko Okubo
美しいジュエリーは幸福感をくれる。

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大久保節子はスタイリストとして活躍した後、2019年秋にバッグブランド「setsuko sagittaire」を設立。使いやすさとルックスを兼ね備えたデザインで大人気に。22年にはジュエリーブランド「SETSUKO&O」をスタート。@setsuko_sagittaire

「母の影響で幼い頃からジュエリーが好きでした。私にとって美しいジュエリーは体温が上昇するほどの高揚感をもたらしてくれるもの」と話すのは、元スタイリストで現在はデザイナーとして活躍する大久保節子。スタイリストをしている時から、気に入ったジュエリーを少しずつ集めてきたそう。「身に着けていると自分の視界に入るから、指輪が好きです。綺麗なものを着けていたいし、それで幸せを感じます」。だからこそ、熟考した後に手に入れたジュエリーたちは、どんどん使いたいとか。「初めて自分で買ったのはティファニーのソレスト、イエローダイヤモンドのリング。貯金を叩いても欲しい!と思いました。多少、着けない期間があっても必ずそれにリバイバルする。やっぱり本物だからこそ、時が経っても色褪せない圧倒的な魅力があるのです」

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「物語があるヴァンクリーフ&アーペルが好きで集めています」。なかでもカラフルな「アルハンブラ コレクション」がお気に入り。

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ジュエリーはしまい込まないことも心がけている。「カルティエのピアスとか、デイリーに着けるジュエリーはトレイに上にパッと置くように」。アクセントになるヘアアクセサリーもシャネルやロジェ ヴィヴィエなどがラインナップ。

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ルビーやエメラルド、ターコイズなど、美しい色合いのストーンが主役のリングがずらり。「キャンディみたいな大きなカラーストーンも好きで、マリーエレーヌ ドゥ タイヤックも愛用しています」

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スタイリストをしていたこともあり、ジュエリーを合わせる時には、石の配色を楽しむという。「特にヴァンクリのターコイズのネックレスはお気に入りで、待ちに待って手に入れた、思い入れのあるもの。これを身に着ける時は、ジュエリーを軸にコーディネートを考えます」。エメラルドのリングはお母さまから、色石が並ぶリングは彼女のブランド、SETSUKO&Oのもの。

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パールはお母さまから譲り受けたものが多いとか。「パールのネックレスは重ね着けすることもしばしば。コスチュームパールも可愛いデザインに目がなくて。ハート形のイヤリングはシモーン ロシャです」

*「フィガロジャポン」2024年1月号より抜粋

photography: Yumiko Mogami interview & text: Tomoko Kawakami

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