リッツ パリ パー タサキの新作ハイジュエリーは新時代がテーマ。

Jewelry 2024.07.10

フランスのラグジュアリーを代表するホテル、リッツ パリ内に店を構えるタサキが、2016年に開始したハイジュエリーコレクション、リッツ パリ パー タサキ。125年以上の歴史を誇るリッツ パリのアーカイブを紐解き、芸術家やソーシャライトが集った時代の顧客たちがいまに生きていたらどんなジュエリーを身に着けただろう?という思いから生まれたジュエリーを提案している。ハイジュエリー週間の6月末、久しぶりにこのコレクションに加わった新作が、リッツ パリで発表された。

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中村睦子によるクチュールフラワーと共に、ハイジュエリーが展示された。

「Nouvelle ére(ヌーヴェル エール)」をテーマにする新作は、Scintillement(サンティユモン)、Lumineux(リュミヌー)、Unisson(ユニッソン)、Harmonie(アルモニー)の4シリーズ。いずれもパールを中心に、カラーストーンを加えたエレガントなパリュールだ。大小のサイズ違いだけでなく、ピンクやイエロー、ブルーといった、微妙に色調の異なるあこや真珠をカラーストーンに調和させ、繊細な色づかいを演出した。

サンティユモンは、リッツの螺旋階段をイメージしたフォルム。優美な曲線を描くダイヤモンドのラインに、鮮やかな黄色のカナリートルマリンが揺れる、現代的なデザイン。

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サンティユモンのネックレス。黄色いカナリートルマリンをあしらったアシンメトリーなイヤリング、リングのほか、マンダリンガーネットを使った色違いの指輪も。

リュミヌーは、創業者セザール・リッツがパーティを行った湖の噴水をイメージしたセット。イエロー、ホワイト、マルチカラーダイヤモンドをあしらい、黄色味のある真珠をセレクト。

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リュミヌーのネックレス。イヤリングとリングがある。

あこや真珠とダイヤモンドに大粒のタンザナイトを加えたユニッソンは、平和と繁栄を謳歌した100年前のパリの女性たちのモードにオマージュを捧げながらも、新たな時代の幕開けを感じさせるようなジュエリー。大小サイズのパールは、それぞれピンクと白の色調違い。メインストーンをあえてサイドにあしらったアシンメトリーなデザイン。

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ユニッソンのネックレス。ブレスレットとリングも同デザインで。

ダイヤモンドも合わせると全部で10種類のカラーストーンをあしらったアルモニーは、まるで子どものビーズつなぎのようにランダムでリズミカルなデザインが新鮮。ネックレスは、チョーカーとロングネックレスとして、別々に身に着けることもできる。チョーカー部分は、ピンクとブルー、2色のあこや真珠を1列ごとに配置。遊び心いっぱいのピース。                                                                                                                  240704tasaki05_1.jpg

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⚫︎問い合わせ先:タサキ
0120-111-446(フリーダイヤル)
www.tasaki.co.jp

 

text: Masae Takata(Paris Office)

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