MESSIKA ナミビアで紡がれる、メシカのダイヤモンド物語。
Jewelry 2026.02.19
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海から生まれ、人の手で磨かれるナミビアのダイヤモンド。その輝きに魅せられて自然と社会に向き合うメシカの哲学と、雄大な大地からインスパイアされたデザインが、20周年コレクションに結実した。
「壮大な自然の中を自由に生きる野生動物たちと、フランスよりも広い国土に、わずか300万人ほどが暮らすこの国の人々の穏やかで親しみやすい笑顔。これまで訪れたどの国とも違う、特別な魅力に心を奪われました」

メシカの創業者にしてアーティスティックディレクターである、ヴァレリー・メシカ。ナミビアの壮大なサバンナにて。
3年前、夫とふたりの10代の娘たちと家族旅行で初めてナミビアを訪れたヴァレリー・メシカは、そう振り返る。圧倒的な自然と静かなエネルギーは、やがてジュエリーというかたちで結実することになる。メゾンの20周年を記念して発表されたハイジュエリーコレクション「テール ダンスタン(本能の大地)」は、ナミビアの大地から着想を得て生まれた。

ナミブ砂漠のデッドフレイ。青い空、赤い砂丘、白い塩湖に、化石となってなお立ち尽くす黒い木々が、ナミビアを代表する光景だ。

ナミブ砂漠にあるソススフレイ。劇的な景観と世界最高峰の移動砂丘で知られる。

ナミビア内陸部のサバンナには、ビッグファイブと呼ばれるゾウ、バッファロー、ライオン、ヒョウ、サイなど数多くの野生動物が暮らす。草原の中ストライプ模様が鮮やかなシマウマ。

自然保護区で暮らすチーター。
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メシカは2005年、ダイヤモンドに深い情熱を注ぐフランス人デザイナー、ヴァレリー・メシカによって創設。大胆でモダンな感性を宿したクリエイションは、従来のハイジュエリーのイメージを軽やかに更新し、コンテンポラリージュエリーを代表する存在へと成長を遂げてきた。
その根底にあるダイヤモンドへの愛は、名高いダイヤモンドエキスパートである父、アンドレ・メシカから受け継いだものだ。幼い頃、父が素晴らしい原石との出合いを興奮気味に語り、オフィスでさまざまな輝きの石を見せてくれた記憶は、ヴァレリーの創作の原点となっている。メゾンメシカがダイヤモンドを核とするジュエリーメゾンとなるのは、ある意味で必然だった。
その父アンドレが強く惹かれたのが、ナミビア産ダイヤモンドの特別な存在感である。この国には鉱脈が存在しないにもかかわらず、数十億年前にアフリカ大陸の内陸部で生まれたダイヤモンドがオレンジ川によって大西洋へと運ばれ、過酷な自然の中で磨かれてきた。その長い旅路を経て残った石は極めて硬く、透明度において際立った美しさを誇る。
現在これらのダイヤモンドは、大西洋沖の海底に堆積した砂利層から、特殊な技術を備えた船によって吸引されて採取されている。厳格な管理のもとで行われる海底採掘は、自然への影響を最低限に抑えながら希少な石を得る、ナミビアならではの方法だ。

砂漠に面した大西洋岸。この海中からダイヤモンド採集船が大型の掃除機で海底の土砂を吸い取る。
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こうしたダイヤモンドの本質的な価値に未来を見いだしたのがアンドレ・メシカだった。かつて原石はすぐに国外へ送られていたが、近年、ナミビアはダイヤモンドが生む価値をより多く国内に残すために原石を宝石へと加工する産業の育成に力を入れている。そんな流れの中、2015年、アンドレ・メシカ・ダイヤモンド社は首都ウィントフックにダイヤモンド加工工場を設立した。
現在この工場では、70人以上の現地職人が原石の透明度と高い収率を最大限に引き出すカットを行っている。最新技術と手仕事を融合させ、一石一石と向き合う現場だ。

透明度と硬度が高く、稀なクオリティを誇るナミビアのダイヤ。このような形で工場に届いた石をコンピューターで分析し、最適なカットを見つける。

カットされたダイヤ。完璧に整ったファセットと輝きで、石が宝石となった瞬間。
この工場のもうひとつの特徴は、さまざまな障害を持つ人々を積極的に雇用している点にある。高い集中力と感覚の鋭さが求められるダイヤモンドカットの現場において、彼らの存在は決して象徴的なものではなく、効率的な実務の中心を担っている。ナミビアにおいて就労の機会が限られがちな人々に技術と誇りを伴う仕事を提供することも、この工場が果たす重要な役割だ。
人の手によって価値が育まれていく──そのプロセスそのものに、アンドレ・メシカは深い意味を見いだした。

ウィントフックのアンドレ・メシカ・ダイヤモンド工場では、数多くの障害者がカットやポリッシュなど、集中力を要し責任の大きい職人の仕事を担っている。
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こうしてカットされたダイヤモンドは、ヴァンドーム広場のジュエラーやヴァレリー・メシカの元へと渡り、ジュエリーへと姿を変える。3年前、父の工場を訪れたヴァレリーはダイヤモンドへの愛を新たにすると同時に、ナミビアの大自然や動物たちの美しさを色彩豊かな宝石で表現するという新たな表現に辿り着いた。

シマウマのグラフィックなモチーフをバゲットカットダイヤとオニキスで描き、センターに2石のキャディラックカットダイヤ(計3.02ct)を配した「ゼブラ ムニャマ ネックレス」(WG×ダイヤモンド×オニキス)¥64,350,000/メシカ(メシカ ジャパン)

ソススフレイ砂丘の波立つような砂漠の息づかいを描いた「ミラージュ ネックレス」(YG×ダイヤモンド)¥27,830,000/メシカ(メシカ ジャパン)
鉄分を含む砂漠の赤い色、風が描く砂丘の波紋、澄んだ空気がもたらす鮮烈な夕焼け、サバンナを闊歩するシマウマやチーターのグラフィカルなモチーフ──それらすべてがデザインソースとなり、彼女の目を通したナミビアの魅力を雄弁に語る。

チーターの身体を覆う斑点模様をダイヤでちりばめた「ゲパール ネックレス」(YG×WG×ダイヤモンド)¥20,900,000/メシカ(メシカ ジャパン)

カラハリ砂漠の燃えさかる夕焼けを表現したヒプノティックシリーズから、メシカ初のカラーストーンを用いた新しい境地の作品のひとつ「ヒプノティック イヤリング」(YG×ダイヤモンド×ガーネット)¥13,310,000/メシカ(メシカ ジャパン)
ナミビアの地に根を張り、経済や雇用にも貢献しながら生まれるダイヤモンド。その輝きを、父アンドレと、父の意志を継いだ弟イランが工場で創り上げ、ヴァレリーはジュエリーとして昇華させていく。メシカ家二世代の手を経て紡がれるコレクションには、ナミビアへの深い敬意と唯一無二の創造性が刻まれている。
photography: ©Messika text: Izumi Fily-Oshima





