METガラでリアーナのドレスをデザインした中国人デザイナーが論争に参戦!

Fashion 2015.07.06

バルバドス出身のR&B歌手リアーナは、5月にニューヨークで開催された恒例の"METガラ"ことメトロポリタン美術館主催の"コスチューム・インスティテュート・ガラ"に、中国人デザイナー、グオ・ペイが手がけた豪華絢爛な黄色のドレスで登場して話題となった。このドレスはケープ付きで、ファーで縁取られている。花柄の刺繍が施された巨大なトレーンが最大の特徴だった。制作には2年と5万時間を要したという。

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リアーナは初めてこのドレスを目にした時に心を奪われたと熱く語っていたが、グオは彼女が実際に着用するかどうか懐疑的だったようだ。「リアーナは初めてこのドレスを見た瞬間、『すごくきれい』と言ったけど、彼女が着こなせるかどうかは疑問だった」と彼女は英『BBC』のインタビューで答えている。「レッドカーペットに登場した後で、ドレスが重かったとメールで私に伝えてきた。なので、25キロもあると明かした。とても着られないと言われるのを恐れて、事前には伝えていなかった」

しかしリアーナは、トレーンのために3人のアシスタントの手を借りつつ、見事に着こなしてみせた。このドレスは同イベントで賛否両論を巻き起こしたもののひとつとなり、ファッション業界の大物がリスクに挑戦したリアーナを称賛する一方で、Twitter上の反応は微妙だった。ジョーク画像を投稿する人も多く、ドレスを卵に見立てる人もいた。

デザイナーは作品をからかわれることに慎重な態度を示すことが多いが、グオは今回の論争に笑いも見いだしている。「友達がそうした写真の1枚を送ってきて、ドレスがオムレツみたいだと言われた。彼女は気にしないでほしいと言ったけど、確かにオムレツみたいだと言い返した」と笑った。またグオは、ネット上に出回ったミーム画像のいくつかを見ているうちに、小腹が空いたともジョークを飛ばした。あるインターネット・ミームではドレスがトッピング満載のピザになっている。
  

©Cover Media/amanaimages

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