モデル業を引退したアギネス・ディーンが自身のファッションブランドを創設!

Fashion 2014.08.26

5年前からモデル業を休止しているアギネス・ディーンが、自身のファッション・ブランド「タイトルA」を創設し、デザイナーとしてファッション界に返り咲きを果たした。アンドロジナスなルックスで人気を集めたアギネスのコレクションは、彼女らしいマスキュランなデザインが特徴となっている。

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「肩の力が抜けた女性に似合う四角いシルエットのスーツとか、セットアップを作りたかったの」と、アギネスは米『New York』誌のインタビューで話している。「上質な素材を使ったシンプルでクラシックなファッションを、手頃な価格で若い女性にも大人の女性にも届けることが私たちの目標なのよ」。

アギネスと妹のエミリー、そしてアギネスと長年タッグを組んできたトレーシー・ムーアが3人で立ち上げた「タイトルA」のアイテムは、ファッション通販サイト「Net-a-Porter」で販売されている。価格帯はクラシックなTシャツが79ドル(約8,250円)、スエードのジャケットが955ドル(約9万9千円)。このほかにも、今回のコレクションはスーツやドレス、シャツなど様々なアイテムを取り揃えている。

以前にドクター・マーチンとコラボしたことがあるアギネスは、その頃から自身のブランド創設を考えていたという。「トレーシーとは長い付き合いで、ドクター・マーチンのコレクションも二人で手がけたわ。その時に、私たちは自分が着たい服を自分でデザインしてみたいって思うようになったの。メンズウェアにはダーツなどのフェミニンな要素が加えられることもあるけれど、私たちは女っぽくないメンズウェアを着たいって思っていたのよね」と語る。

「タイトルA」が目指しているのは、ミュージシャンのパティ・スミスや往年の名女優キャサリン・ヘップバーンをイメージしたファッションだという。さらにアギネスは、自身がつくりだすファッションでフェミニズムを主張することにも意欲を持っているようだ。「現代のフェミニズムって、自分が何を望んでいて、どんな風になりたいかってことを声に出して主張することじゃないかと思うの。女性らしさは服ではなく、その人自身が持っているものじゃないかしら」とコメントしている。

©Cover Media/amanaimages

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