2月の運勢(月運) : 雨 - 中森じゅあんの算命学占い

『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。

www.juan.jp

2013年2月5日~
3月4日の運勢

星座名

「感じる」の月。直感や感性に従っての行動が吉。

どちらかというと、探究心のある理性派タイプのあなたですね。「え?」と思うかもしれませんが、今月は、思考、判断、理解を脇に置いて、「感じる」ということに意識を向けていてください。日頃は無意識にさっと考えている、そんな自分に気づいてみるのもいいでしょう。それから、自分は今、どんなことを「感じている」のか? それを、ただ感じることです。すると違ったものが見えてくる、分ってくる、ことがあるはずです。今月は、あなたの「感じるセンサー」が敏感になる、そのことをサポートする星の力がやってきます。だからといって何も考えずに感情のままに従えということではありません。あなたに必要な大事な成長と変化のプロセスとして、その価値が十分にあるということです。あなたの中に新しい何かや可能性を発見するつもりで。

Love

あなたがフリーなら、今月はふっと感じることを最上の友としましょう。何となく感じたことに従うことで出会いがある可能性あり。それに“モテ”の星が応援していますから張切ってください。カップルの人は、自分や相手の感じる力を第一に尊重しオープンな感性で関わることです。

Career

仕事といえば、頭を使うこと無しには成立しない、といってもよいでしょう。「よく考えて…」「頭をひねって」「計画を十分に立てよう」。とまあ、こう考えることはいろんなシーンでありますし、その必要があるわけです。でも、それでも、今月は、考える直前にもっと秒速で、自分が感じた何かに注意を向けることをすすめます。理屈ぬきにふっと感じるもの、それを感じとって、そのあと思考モードに入ってもいいのです。新しい考えになるはずですよ。

雨のあなたはこんな人

静かに降る雨は、霧や露、そして大切な飲料水を含め、私たちや地上の存在に不可欠な生命の源です。慈雨という言葉のように、雨の人は、母性愛にみちて、しかも理性的で、どんな状況や人に対しても自分を柔軟に合わせられる順応性をもっています。もの静かで冷静なため一見クールな人と見られることもありますが、親切で、よく尽くし、面倒見がよく、人を育てていく教育の才能をもっています。探究心が豊かで、知的好奇心があり、すぐれた現実主義なタイプですから、とんでもないことや、枠を外れるような型破りなことはしません。でも水の本質は下へ流れていくように、何かで落ち込むようなことがあると、大きくなる傾向があるので、上手に受け流すゆとりをもちましょう。生涯続けるような教養、勉強、趣味をもったり、それを教えることなどすると、人生が豊かに彩られるでしょう。

雨の有名人

オドレイ・トトゥ(女優)1978/08/09
カトリーヌ・ドヌーヴ(女優)1943/10/22
ギャスパー・ウリエル(俳優)1984/11/25
ジョニー・デップ(俳優)1963/06/09
フランソワ・オゾン(映画監督)1967/11/15

Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast

中森じゅあんプロフィール

鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。

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