開花の月。自分の中の愛情や豊かさを、外の世界に発揮して。
3月の運勢(月運) : 花 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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2025年3月7日~
2025年4月3日の運勢

固いつぼみが、太陽の光やあたたかい雨の恵みを吸収し、美しい花を開花させようとするタイミングです。今月の星が、心の幸せ、愛情、豊かさを象徴するように、身も心もふところ具合も、豊かで明るいとイメージして日々を過ごしてください。大らかな星のエネルギーが、精一杯サポートしてくれることでしょう。また、愛や豊かさ、思いやりは、人から与えられるのではなく、むしろすでに自分自身の中に存在するものです。ですから、こんな星が巡る月には、その内なるものを意識的に人に与えたり、表現するなど、内から外へ、自分から周囲や相手に、愛や豊かさを惜しげもなく受け渡すことが問われます。愛をもって日々を見つめ、想い、過ごすことは、自分だけではなく周りにも自然と波及していくことになると覚えておきましょう。恋愛はもちろんのこと、ボランティア精神も発揮される月ですから、美しい花を満開に咲かせる気持ちで過ごしましょう。
花のあなたはこんな人
野に咲くかわいい花、華やかな大輪、どんな花でも、人々の心や目を楽しませてくれます。そんな花の精が、あなたの本質です。算命学では、花は女性の理想とされていますが、それは、思いやりがあってやさしいだけでなく、内面には強さをもっている外柔内剛の典型だからです。人あたりがソフトで自然で、人を惹きつける魅力の持ち主。どんな人とも調和していけるので、友達が多い自然な社交家です。かといって人の考えの言いなりになるわけでもなく、集団やグループ、組織の中では、統率力を発揮できます。種から花が咲くまで月日がかかるように、おっとりとしてスローテンポ、多くの人々の中で輝くのが本質なので、孤立とは無縁の人生です。
花の有名人
イヴ・サンローラン(デザイナー)1936/08/01
サンドリーヌ・ボネール(女優)1967/05/31
パトリス・ルコント(映画監督)1947/11/12
ビヨンセ(ミュージシャン)1981/09/04
マドンナ(ミュージシャン)1958/08/16
吉田都(ダンサー)1965/10/28
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。